今日はタイトーのカードキャプターさくら クリアカード編の木之本桜をレビューします。
先日フリューの制服ver.をレビューしましたが、こちらはどうでしょうか。
【全身】
箱から取り出したときに4つも小袋が入っていて面食らいましたが、組み立ててみるとなるほど、と思わされました。
【顔・髪】
顔はちゃんとさくらちゃんだと認識できる作りですね。
90年代アニメっぽい顔です。
髪のディティールの作りこみがよいです。
後ろから見るとほぼ帽子です。
【上半身】
クリアカード編の衣装です。
極力塗装を避ける傾向がタイトーには見られますが、このフィギュアは赤いライン等がっつり塗装されています。
全体的にプライズなりの荒い点は見られますが、塗装箇所の多さも考慮すれば止む無しだと思います。
杖もしっかり作りこまれています。
長く伸びたリボンにもしっかり塗装がされています。
【下半身】
ロングブーツです。
脚の造形はリアリティとは無縁のところにありますが、先日も書いた通りこの作品のフィギュアについてはこちらの方が正しいと思います。
右ひざのところにパーティングラインとゲート跡のようなものが見られました。
左脚側はひかがみの上くらいにゲート跡が見られました。
【台座】
完全にクリアな円板です。
星のエフェクトがフィギュア本体後方に聳える構成です。
【総評】 評点3.5/5
全体的な作りはプライズなりな感じですが、個人的にはかなり好みなフィギュアでした。
コストや製造期間等の兼ね合いもあるのでしょうが、プライズフィギュアは製造要因に起因しない甘さがあるものも珍しくありません。
そんな中で、このフィギュアは可能な限り作りこんでやろうという執念のようなものを感じました。
過去のフィギュアと判断基準をブレさせたくないのでレコメンドはつけませんが、私個人としては納得のできる出来だと思うので、見かけた際は入手してみていただくのも良いと思いました。