6/13リリース、フリュー スペシャルフィギュアシリーズのゆるキャン△ なでしこのフィギュアをレビューします。
映画の公開に合わせてのリリースだと推測しますが、出来栄えのほどはいかほどでしょうか。
【全身】
箱の大きさからしてもう少し大きなフィギュアを想像していましたが、実際にはKyuntiesシリーズとそれほど変わらないスケール感でした。
外箱の容積に対して半分以上が何もないただの空気で、橋渡しの設定では非常に取りづらいフィギュアです。
ゲームセンター側からは歓迎されるのかもしれませんが…ユーザ側からしてみると非常に迷惑な仕様です。
【顔・髪】
顔は特徴をよくとらえていると思いますが、右目側に黄色いシミがあり、髪にも塗装の剥がれが見て取れます。
お下げにした髪にも傷が見られますが、こんなのは可愛いもので…
後ろ髪には傷跡を隠すための濃いピンク色の塗装がありありと見て取れます。
推測するに成形色は白で、ピンク色はグラデーションさせるために塗装にしているのだと思いますが、結果的に傷を目立たせる原因の一つになっているように感じます。
【上半身】
ゆるキャンらしくダウンジャケットにマフラーの出で立ちです。
この手の塗装多めのフィギュアにはありがちですが、顔の色と手の指の色が全く合っていません。
塗装も非常に大味で、はみ出しや塗り残しが至る所に見て取れます。
ダウンジャケットやマフラーの造形は悪くないように感じます。
【下半身】
下半身はタイツにホットパンツ、ショーツブーツですが、両側腿に傷跡が見て取れます。
特に右脚側は深く切ったような跡ですね。
脚は身体に対してかなり細めのように見受けられます。
等身自体がかなり低めのフィギュアなのでそれほど気にはしていませんが…
【台座】
白円板にプリントです。
比較的小さめの台座なのは飾りやすくてよいと思います。
【総評】評点 3/5
アニメ版ゆるキャンはフリューが円盤を販売するなど、関わりの深い企業である(というよりフィギュアの版権許諾元表示がフリューであるため自社IPと言って良い)ためかなり気合を入れてくると思っていたのですが…正直かなり肩透かしです。
少なくとも明日の志摩リンのフィギュアのレビューがどうなるか、今から心配になるくらいには…