6/17リリース、タイトーの初音ミク 3rd season ver.をレビューします。
ミクのフィギュアはこれまで大量にレビューしてきましたが、意外と水着は少なくこれで2つめのはずです。
前回のフィギュアはこちらからどうぞ。
【全身】
やや下半身のボリュームが大きめのバランスです。
【顔・髪】
顔はタイトーらしく、可愛らしい仕上がりです。
髪はタイトーフィギュア定番の先端がクリアになる処理です。
左側のツインテールの表面の凹凸表現がややシンプルすぎるでしょうか。
裏面側ははっきりとしているので、不思議です。
【上半身】
ピンクのビキニに、蛍光イエローのパーカーです。
しっかりとした骨盤の大きさと、幼さげな雰囲気を残すお腹周りがややアンバランスな気もしますが、これはこれでフィギュアの持つ味と見ても良いと思います。
気になる点としては、水着の紐のプリントがズレれており、造形とマッチしていません。
浮き輪は透明感があり自然な見た目です。
一方で、パーカーの質感が安っぽい点は目に着いてしまいます。
衣装の造形の立体感は良いと思います。
【下半身】
脚はタイトーミクにしては、かなり肉付きが良いです。
ディティール感自体は薄めですが、ポージングや立体感でカバーしている感じでしょうか。
右脚側の腿と水着の合わせ目に浮きが見られました。
また画像にははっきりと写っていませんが、左腿の裏に塗装跳ねが見られました。
【台座】
水色のクリアな台座に、夏らしいプリントが白く入っています。
【総評】評点 4/5
要素ごとに見ていくと、今のタイトーフィギュアよりは全体的に若干劣る感じでしょうか。
とはいえあまり見かけない水着姿のミクのプライズフィギュアなので、刺さる方は多いのではないでしょうか。