10/12リリース、バンプレスト シャニマス 杜野凛世をレビューします。
このフィギュアをゲームセンターで見かけた時驚いたのですが、バンプレストのこの手のフィギュアにしては珍しく正四角柱の箱ではなく、やや薄めの箱に入っていました。
景品をとらせづらくするためには正四角柱の方が良いはずなのですが…何か事情があってこうなっているのでしょうか。
【全身】
シャニマス内のP-SR 階段式純情昇降機のイラストをベースにしたフィギュアです。
これまでのアイマス関連のフィギュアは、EsprestoやCelestial viviなどのシリーズとして出ていましたが、このフィギュアは特にどのシリーズにも属していないようです。
その辺りの影響がどのようなものなのか…
まずは、上半身と下半身の肌の色が異なる点が気になるでしょうか。
下半身側がやや黄色いです。
【顔・髪】
顔の作り自体はそれほど悪い感じはしませんが、頭とのバランスが悪いでしょうか。
かなり顔全体のパーツが下に寄っているような印象を受けます。
お下げにした髪の毛先の表現は細かいですが、前髪の立体感はやや希薄です。
髪は前後共に成型色と思われます。
後頭部の立体感は良好ですが、上部に白っぽい汚れが見て取れました。
【上半身】
私服姿です。
こちらは質感造形共にそれほど悪い印象はなく、首の白いネックレスやスカートの花柄のプリントなど割合忠実に再現されているように見えます。
イラストでは見えなかった鞄もフィギュアでは見て取れるようになっています。
製造品質はあまり良くなく、右胸の黒い汚れやスカートの傷・汚れなどが見て取れます。
スカートは右側が大きく靡いていますが、仮に靡いていなかったとすると、右側がかなり長いように見えるのですが…気のせいかもしれません。
【下半身】
元イラストに従ってやや後ろの角度からです。
比較的シンプルでスレンダーな脚の形状です。
難点は大きく二つで、一つが足首から先の塗装です。
濃い成形色の上に肌の色を置いているので、塗りが厚くムラが目立ちます。
もう一つが右脚側のパーツのはまりが甘く、浮いてしまっている点です。
【台座】
黒い円盤です。
【総評】評点 3/5
上半身はまあ及第点かなという感じではあるのですが、それ以外は微妙なクオリティです。
特に頭のバランスの問題は大きく、受け入れ難い方も多いと思います。