10/22リリース、タイトー Aqua Float Girlsシリーズ、魔女の旅々 イレイナをレビューします。
前回小悪魔ver.のときに「次はAMP+」みたいなことを書きましたがまだありましたね…失礼しました。
また、重ね重ね申し訳ありませんが、以下の写真において右手に持っているはずの杖が外れてしまっております。
再撮影も難しいため、ご了承の上ご覧下さい。
【全身】
フリルビキニ姿です。
【顔・髪】
顔は正面から見ると可愛らしくできています。
タイトーらしく前髪の動きや造形は良いですね。
一方こちらはタイトーにしては珍しく、深めの角度から見ると顔の印象が崩れます。
何が原因かまではよくわからないのですが、おそらく顔の造形がやや平面的なのと、顔に対して前髪がやや浮いているのが要因としてありそうです。
後髪も造形やボリューム感は良好ですね。
前髪は先端が僅かに色が薄くなる処理になっていましたが、後髪には特にそうした処理は施されていないようです。
【上半身】
ビキニのフリルの透明度は低く、ほとんど透けて見えません。
ただこれまでのタイトーフィギュアと比較すると、胸は大きめに表現されているように見えます。
お腹周りの造形は綺麗ですが、若干塗装や接着剤のはみ出しが見られます。
背中側は多少ディティール感が少なめで、デフォルメされているように感じます。
【下半身】
先日のミクは水の台座や浮き輪から外しても飾れるようになっていましたが、こちらのフィギュアは基本的にいずれからも外せないようになっています。
その原因がこちらのフリルで、極めて狭い2点でフィギュアを支えることになるため、ちょっとした衝撃があるとすぐ倒れてしまいます。
またこの尾てい骨付近のフリルが浮き輪の下端からつき出るため、水の台座から外してしまうとバランスが崩れてしまいます。
この辺の造形はもう少し配慮があっても良いかなと思いました。
脚はディティール感は薄いですが、特に不満はないレベルの作りです。
前作の小悪魔は多少細身でしたが、こちらは以前のむちっとした感じが多少戻ってきたでしょうか。
【台座】
紫色の浮き輪と水の台座です。
【総評】評点 4/5
前回の小悪魔と比較すると質感は改善が見られますが、ビルドクオリティは低下気味でしょうか。
造形もやや配慮に欠ける点があり、今後のフィギュアに対しても多少不安が残ります。