11/5リリース、タイトー 初音ミク オリジナル私服ver.をレビューします。
こちらは2019年のフィギュアの再販のようです。
4年も前のフィギュアの型も、残してあるものなんですね。
【全身】
小山鹿梨子先生のイラストをベースにしたフィギュアです。
タイトープライズ「初音ミク 描き下ろしブランケットvol.2」のイラストを描かせていただきました。全国のアミューズメント施設で展開中だそうですよ~✨ぜひゲットしてくださいね👍
— 小山鹿梨子 (@h_shibasyon) 2018年10月16日
寒い日にミクさんとあったまろう…というイメージ🤗 pic.twitter.com/sGiFRXTLBE
イラストの雰囲気自体はよく残っているフィギュアだと思います。
一方で宣材画像と比較すると、台座に対するフィギュア自体の大きさはやや小さめです。
【顔・髪】
顔の作りは良好なように感じます。
前髪は先端がクリアになっており、数箇所塗装の剥がれが見られました。
ツインテールも先端はクリアになっており、造形も細かいです。
気になる点としては、イラスト上で右肩にかかっている髪が浮いてしまっている点と、左右のツインテールの毛量のバランスが明らかに異なる点でしょうか。
造形が複雑なためか、パーティングラインや接着跡は比較的目立ちます。
【上半身】
ルームウェアでマグカップを手にしたポーズです。
衣装の細やかな点まで造形で表現されています。
特に目立つのがピンク色のカーディガンで、生地の表面の模様がモールドで表現されており、タイトーらしいクオリティの高さを感じさせます。
塗装にもそれほど大きな問題はありません。
元イラストと比較すると、胸は若干大きめな印象を受けます。
【下半身】
縞模様のサイハイソックスです。
造形はかなりデフォルメが効いていて、上半身側とはややアンバランスな印象を受けます。
左脚側は膝の下でパーツ分割されているのですが、組み付け甘くやや浮いてしまっています。
もう一つの微妙な点としては、縞模様がモールドで成型されているため、ズレが目立つ点です。
これならモールドなしの方がよっぽどいいのですが…おそらく塗り分けの目安として使用されていると思われるため、これなしでの再現は難しかったのかもしれません。
【台座】
黄色い台座にピンクのクッションです。
台座の径はかなり大きく、飾る場所を選びそうです。
【総評】評点 4/5
膝を立てて座った脚の目立つポーズのフィギュアですが、その脚のクオリティがやや微妙でしょうか。
また台座ももう一回り小さいと個人的には嬉しかったです。