12/21リリース、フリュー ぬーストシリーズ、FGO 沖田総司をレビューします。
FGOのぬーストは前作の北斎の出来が良かったので、多少期待がかかりますね。
【全身】
水着姿で太刀を持った姿です。
通常の腰掛けさせるようなタイプではなく、比較的少数派の直接座らせるタイプのフィギュアですね。
【顔・髪】
初期のFate作品を彷彿とさせる比較的シンプルな顔立ちです。
多少口のプリントが左にずれていますが…このぐらいなら許容範囲内でしょうか。
前髪はもみあげの上に乗るような感じの造形になっていますが、こういった表現もあまり見かけませんね。
もみあげは両側とも少々汚れが目立ちました。
髪は後ろ側の大きなリボンで束ねられています。
髪の毛束の大きさは比較的均一で、あまりメリハリがないように感じられます。
【上半身】
白を基調にしたビキニです。
基本的に肌色のパーツを塗装しているようです。
胸は比較的大きめに再現されていますが、造形的にはやや大味な感じがします。
一方でお腹周りの方は比較的細かく造形されています。
背筋はそれなりに綺麗に出ていますが、一方でこのフィギュア最大の問題点が左手首になります。
手首の白い輪が一部欠けており、手と腕の間のパーツ分割がはっきりと見て取れるようになってしまっています。
通常こういった腕輪やシュシュの類はパーツを隠すため一周分ぐるっと作られることが多いですが、このフィギュアは造形を見た感じだと、あえて隙間を残して作っているように見えます。
【下半身】
脚の造形は肉の潰れや膝の角ばりが表現されており、比較的良好なように感じます。
刀は菊一文字則宗を模したものになっているようです。
右ふくらはぎ部分に黒っぽい汚れの跡がみられました。
足の造形もクセがなく、比較的良い出来のようにに感じます。
【台座】
付属しません。
【総評】評点 3.5/5
左手首のパーツ分割線がはっきりと見える点が最も良くないポイントですね。
同じFGOのぬーストでも、北斎とはクオリティの差が割りとはっきりと出てしまっていますね。