1/13リリース、セガ Luminastaシリーズ、よふかしのうた 七草ナズナをレビューします。
これが年明け後最初のフィギュアになるわけですが、またしても新しいシリーズのフィギュアですね。
セガは長いことPMシリーズが続いていたわけですが、原価1000円時代を見据えたラインナップの整理ということなんでしょうか。
【全身】
電柱の上でしゃがんだポーズです。
髪やコートが大きく風にたなびいている造形が特徴的ですね。
【顔・髪】
顔は特徴をよく捉えており、アイプリントも良好です。
セガらしく肌のテカりは若干強めでしょうか。
髪の造形も良好で、メリハリの躍動感といったものも感じられるようになっています。
髪の色の濃淡も表現されており、単調な感じはありません。
惜しいポイントとしては、質感があまり良いとは言えない点と頭頂部に初期汚れが見られた点でしょうか。
【上半身】
黒い特徴的な形状の衣装が再現されていますが、総じて言うとクオリティはまぁまぁ悪いです。
胸の黒い部分は塗装されているのですが、左右ともにはみ出した後が見られます。
また右肩部分はうまく嵌合されておらず、浮いてしまっている上、接着剤がはみ出したあとのような白化が見られます。
さすがにこれはクオリティが悪いと言わざるを得ないですね。
コートの表面は無塗装でしたが、裏面はライトグレーで塗装が施されています。
正面からだとほぼ見えないアングルの方が質感が良いと言う、逆転現象が起きてしまっていますね。
【下半身】
ショートパンツとロングブーツ姿です。
こちらも造形は悪くないように感じられます。
質感も多少白化している箇所があるのは気になるものの、上半身側に比べるとよいですね。
大胆なポーズですが、ズボンなので安心して撮影できますね。
【台座】
電柱を模した台座です。
フィギュア本体のクオリティを見ると、ここよりも本体のほうにコストかけてくれた方が嬉しいのですが…
【総評】評点 3.5/5
コートの質感やビルドクオリティの悪さがかなり大きいでしょうか。
このフィギュアだけだとこのシリーズがどういったシリーズになるのかはちょっと判断できないですね。
