2/11リリース、タイトー プレシャスシリーズ、リゼロ レム 和風メイド Renewal ver.をレビューします。
2020年11月のフィギュアのカラーリング変更での再販のようですが、プレシャスシリーズはもはやレム専用のシリーズみたいになっていますね…
【全身】
和服と洋服、それぞれの要素のある衣装です。
再販前はレムらしい水色と青を基調にした衣装だったようですが、こちらの方がより和服らしいカラーリングになっています。
フィギュアの大きさ自体は、今のタイトーのフィギュアと比較するとかなり大きめですね。
【顔・髪】
顔はオーソドックスなタイトーレムで、特に難点なども見当たりません。
前髪は今の基準から見るとやや平面的な印象を受ける造形です。
前髪は先端がクリアになるタイプですが、透け量は控えめで比較的自然な見た目のように感じます。
桜の髪飾りは、パールのような高光沢な塗装が施されており、質感的にも良好です。
後頭部の髪も今の基準からするとやや情報量は少なめです。
ところどころ黒い点が何箇所か見られました。
【上半身】
上半身側は比較的和服の要素が強く、胴体部分と袖が分割されている点以外は、ほぼ真っ当に和服と見て良さそうです。
一方で下はミニスカートとエプロンで、メイド服の要素も取り入れた和洋折衷な雰囲気に仕上がっています。
上半身側の和服の柄がなかなか良く、立体感が強調されています。
一方難点としては、所々黒っぽい汚れが見られるのと、振袖や帯締めの塗装がやや不鮮明であることが挙げられそうです。
帯は後ろで大きなリボンとしてまとめられるような表現になっています。
上半身側と比較すると、下半身側の衣装はディティール感に欠ける感じはしますね。
【下半身】
脚は多少ディティール感は控えめですが、癖のない造形に仕上がっています。
質感は悪くはないのですが、全体的に汚れが目立ちますね。
左足側の鼻緒には接着剤のような何かが付着した跡が見られました。
【台座】
桜の花をかたどったクリアな台座です。
【総評】評点 4/5
フィギュアの大きさからくる存在感や、顔のクオリティなどは今にも劣っていませんが、ディティールは若干甘い感じがしますね。
リゼロ以外のプレシャスシリーズも見てみたいですが…果たして金型が残っているかが疑問ですね。
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