2/16リリース、バンプレスト Serenus coutureシリーズ、リゼロ ラムをレビューします。
レムの方はvol.3でしたが、ラムの方はこれが初ですね。
とはいえ、レムありきでのリリースだとは思うので、偏重が解消しているとは言い難いですが…
【全身】
レムと同様肩の出た白いドレス姿です。
クリア素材の色味がやや異なっており、レムが茶色っぽい色だったのに対して、ラムは青っぽい色になっています。
【顔・髪】
顔の造形はレムで見られた問題はこちらでは見られず、ラムの方が出来の良いように感じます。
一方で右眉のプリントが一部白っぽくなっているところが気になります。
髪の造形はレム同様良好です。
髪の透け感はやや異なり、目を隠す部分の透け感がラムの方が強く、またヘアピンで髪を留めている側も透けるような処理になっています。
後頭部の立体感はこちらも良いですね。
塗装ムラも少なく、頭部の仕上がりとしてはラムの方が良いのではないでしょうか。
【上半身】
レムと対になる衣装です。
レムの方で見られた肌の波打ちはこちらもフィギュアでも見られ、質感はあまり良いとは言えませんね。
ラム固有の問題点としては、衣装と肌のパーツが段差がレムよりも大きい点が挙げられます。
レムは布の厚さで段差ができていると理解できるくらいではありましたが、こちらは柔道着ぐらいの厚さがないと説明がつかないような段差になってしまっています。
またレムとは異なり左腕は別パーツとして成型されているようです。
それ自体は製造上必要なことなので仕方ないと思うのですが、バリや段差ができてしまっているのはいただけませんね。
【下半身】
脚部はレム同様比較的シンプルな造形です。
上半身と下半身で素材感が異なるのも同様ですね。
脚の肉付きの良さはなぜか若干ラムの方が肉付きが良いように感じます。
【台座】
ピンクのラメ入りのクリア台座です。
レムと同様並べて飾るために円の一部が切り落とされた形状になっています。
【総評】評点 3/5
頭部はラムの方が良さそうですが、左肩の部分の問題の事を考えると体はレムの方が出来が良さそうです。
並べて飾ると画像の通り、横目でこちらを見るような感じになります。
いずれにしても、このシリーズは結局どういったところを目指しているのか気になりますね。
はてなブログに新しい機能が追加されたようなので試験的に「ドール・人形・フィギュア」グループに登録しました。
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