3/30リリース、セガ ちょこのせシリーズ、ぼっち・ざ・ろっく! 後藤ひとりをレビューします。
昨年秋に色々な意味で話題となり、所謂「覇権アニメ」となったぼっち・ざ・ろっく。
やはりセガが一番最初にプライズを投入してきましたね。
人気作なだけあって、オンクレでは完売が続出したようですが、果たして出来のほどはどうなのでしょうか。
【上半身】
かなり小さめのフィギュアで、女の子座りをしたポーズです。
全体的に若干肌の色が暗いのが気になりますが、顔への影の落ち方が分かりやすくなっているので、その辺りを考慮しての色指定なのかも知れません。
【顔・髪】
顔のクオリティは可もなく不可もなく、という感じで標準的なプライズのクオリティで作られています。
アイプリントがやや簡素なのと、ややテカリがやや強めの肌が気になるポイントです。
前髪は顔パーツから前方にやや大きめに離れるようになっています。
恐らく髪の影を綺麗に顔に落とすための工夫だと思われ、中々巧い表現だなぁと感心しました。
髪は全体的に単色塗装です。
毛先のシャープさにやや欠けるのと、パーティングラインが気になるでしょうか。
【上半身】
お馴染みのジャージ姿です。
服のシワの入り方は細かく、立体感のある仕上がりです。
それ以外は概ねプライズ感が強めのクオリティで、特に衣装表面の質感が気になります。
やや成型時のシワやひび割れが目立つでしょうか。
胸は取り立てて大きく表現されてはいません。
漫画ではタピオカチャレンジができるほど大きく表現されていましたが、アニメ内ではナーフされていたので、アニメ版準拠と見るのが良さそうです。
【下半身】
制服のスカートとソックス、ローファーです。
脚の造形は簡素で、取り立てて見どころはなさそうです。
スカートの質感はジャージと比較しても悪く、より凸凹やシワが目立つ出来になっています。
このフィギュアには使われていないはずの蛍光グリーンの塗料がローファーに付着していました。
女の子座りでややつま先が持ち上がっているのも気になるポイントでしょうか。
比較的柔らかめのプラスチックで成型されているので、組み立て後の癖でそうなってしまっているのかも知れません。
【台座】
付属しません。
【総評】評点 3.5/5
質感はプライズなりですが、顔の影の落とし方にはこだわりが見られ、最初のひとつとしては悪くないフィギュアなのではないでしょうか。
これからも多数のプライズフィギュアがリリースされることを期待したいですね。