GW直前リリースフィギュアの先出しレビュー、2日目の今日は4/27リリース、タイトー AMP+、桜ミク 桜提灯ver.をレビューします。
待望のタイトーの原価800円超え(と思われる)シリーズAMP+の登場です。
もとよりプライズフィギュアとしては異例の高クオリティを誇ったAMPシリーズの更に上位ということで、どういったフィギュアに仕上がっているのか、早速見ていこうと思います。
【全身】
和風の柵のようなものに腰掛けて、手に提灯を持ったポーズです。
元のイラストを担当されたのは、餡こたく先生です。
タイトー様のAMP＋桜ミク フィギュアのイラストを描かせて頂きました。なんと提灯が光るらしい…！楽しみです🌸#桜ミク#初音ミク pic.twitter.com/t6SHKu2Bwx
— 餡こたく (@sentiment_color) 2023年3月29日
腰掛けている柵を含めて、かなり忠実な再現ですね。
【顔・髪】
顔はタイトーらしくベースのイラストを出来る限り忠実に再現して立体化しています。
前髪は細かく毛束が表現された立体感のある造形でこちらも非常に良いですね。
イラストのツインテールの毛量は凄いことになっていましたが、フィギュアの方も負けていません。
先端をクリアにするための塗装の上に更に桜の模様がプリントされ、ウェーブのかかった髪は立体的に折り重なって膝下まで伸びています。
後ろ側はプリントは入っていないものの、造形はしっかりとしています。
やはりタイトーの髪のクオリティは他の追随を許しませんね。
【上半身】
桜ミクの衣装はステッチや縁取りの塗装も含めてよく再現されています。
多少初期汚れは見られますが、この程度なら許容範囲内でしょうか。
手に持っている提灯ですが、何と光るそうです。
ただボタン電池を別で購入する必要があるのでそれがやや手間なのと、提灯の柄の部分がやや細めなので、若干強度的に問題がないかは心配ですね。
上衣の白い部分とスカートのピンクの部分は無塗装なので、ややテカりは強めでしょうか。
撮影用の強いライトを消せばそれほど気にはならないので、通常の光量であれば特に問題にはならないと思います。
【下半身】
脚はやや膝が大きめのバランスでしょうか。
ややディティール感は薄めかも知れませんが、単調な感じはしないのもタイトーらしいですね。
こういう軽く腰掛けるポーズはあまりプライズフィギュアでは見かけないので、ちょっと新鮮ですね。
柵とフィギュア本体はお尻の2箇所と左右のツインテールで接着されているため、外すことは出来ません。
【台座】
桜の模様の入った柵と石畳状の台座です。
【総評】評点 5/5
流石タイトーというべきほぼ非の打ち所がない出来で、圧倒的な完成度です。
2日連続にはなりますが、こちらも満点とします。
昨日のアスナが造形レベルの高さを重視しての満点だとしたら、こちらは全体のバランスの高さと完成度での満点、という感じでしょうか。
こちらもまだ探せば簡単に入手可能なフィギュアですので、是非入手してみていただければと思います。
