4/14リリース、セガ Luminastaシリーズ、リゼロ レム あめあがりの日ver.をレビューします。
ラムの方は出来がよく、見どころの作り方もうまいフィギュアでしたが、こちらはどうでしょうか。
過去何度となくどちらか片方だけ良い、というパターンが発生しているため、レムラム合わせてクオリティの高いフィギュアを期待したいです。
【全身】
ラムと同じく認識阻害ローブを模した雨合羽姿です。
ラムは手に傘を持っていましたが、こちらは特に何も持たず、大きく腕を広げるポーズです。
【顔・髪】
アイプリントは上睫毛にハイライトの入った普段とは傾向が異なる作りなのはラムと共通ですが、こちらの方が上瞼のアーチがより曲がっており、ぱっちりと開いた印象の目です。
アイプリント以外はややネガティブなポイントが多く見られます。
まず1つ目はやや頬の位置が低く、立体感が薄めであることもあって、やや下膨れ感のある顔造形となっている点です。
次が口の中の塗装が単色かつ比較的明るい色で、立体感に欠ける点です。
そして最後が、左眉の下には青い塗料ハネや右頬の初期汚れなどが見られた点です。
髪の仕様は大きくラムとは異ならず、全体的に単色塗装です。
造形はラムの方は片目が髪で隠れていましたが、こちらは両目が割とはっきりと見えるような造形です。
【上半身】
合羽自体も仕様は大きく変わりませんが、全体的にこちらの方が塗装が薄めでしょうか。
あとは、ややこちらの方が塗装の剥がれや汚れなどが目立ちます。
内側の白いキャミソールとちらりと覗くお腹は共通要素です。
内側を覗くと、意外と深い位置まで造形がありました。
…とここまで書いて気づいたのですが、このフィギュアは過去レインコートのデザイン違いでリリースされたフィギュアのリニューアル再販のようですね。
再販前のこのレムラムは所謂魔改造のベースとして認知されているようで、その理由がこのキャミソールの内側の造形でした。
気になる方は各自googleで調べてみて下さい…
【下半身】
脚はラムとほぼ同じ仕様です。
ボリューム感が大きめで、内腿の詰まった造形が特徴的です。
しかしこんな形でリニューアル再販することもあるんですね。
タイトーでは何度か見かけましたが、セガはあまりこういうことをやらないイメージでした。
SPMシリーズからLuminastaシリーズへと…これも一種の異世界転生でしょうか。
【台座】
白い円盤に紫のプリントです。
【総評】評点 4/5
全体的にラムの方が出来は良いですね。
過去のSPMフィギュアと共通する要素も多いので、リメイクベースとしても優秀かも知れません。
