4/26リリース、バンプレスト Relax timeシリーズ、ホロライブ 夜空メルをレビューします。
今更ですが、バンプレストは最近このシリーズに力を入れていますね。
4月はこのシリーズだけで4作リリースされています。
バンプレストは箱のサイズを規格化して統一する傾向が強いのですが、Esprestoなどの大型の箱を採用するには原価的に難しく、Kyuntiesシリーズは却って小さすぎてフィギュアのサイズに成約が生じるので、これくらいの大きさのシリーズがバランス的に良いということなのではと勝手に思っています。
【全身】
褐色と白のベビードール風の衣装です。
このところhololive IFのフィギュアは肌面積が少なめでしたが、久々に肌が多く見えるフィギュアですね。
【顔・髪】
アイプリントはこのシリーズとしてはやや簡素な印象を受けますが、それでも可愛らしさを損なわないような作りになっています。
髪は黄色の部分は無塗装成型色ですが、質感的には及第点レベルには達しています。
コウモリ型の髪飾りは別パーツで立体化されています。
髪の造形はやや厚みがありますが、側面で軽く外に広がっている髪があるためそれほど重たさは感じません。
後頭部の髪の造形も頭頂部から流れるような形状になっています。
毛先の処理も自然で、仕上がりは簡素ながらも素性のよい造形であると言えそうです。
【上半身】
肌・衣装ともに無塗装のため、ぱっと見たときに簡素な印象を受けます。
ただ質感はそれほど悪くはないため、それほどネガティブな感じも無いでしょうか。
塗装が出来ないことを考慮してか、やや鎖骨は大袈裟なまでに段差が象られています。
ただそのお陰で、ベビードールの紐が全体的に肌から浮いた形になっており、印象的な見た目に仕上がっているように感じます。
背中にはコウモリの羽がプリントされていました。
右腕にやや黒っぽい汚れが見られたのが惜しいポイントでしょうか。
【下半身】
脚はこのシリーズらしく肉付きがよく、脛の反りが大きめの造形です。
多少際どさのある衣装ですが、以外と覗き込まないと内側は見えないような構造になっています。
クレジット表記はベビードールの内側でした。
【台座】
付属しません。
【総評】評点 4/5
素性はよいのですが、無塗装箇所が多くこざっぱりし過ぎかなという印象です。
リペイント等で多少着色をしてあげるとかなり印象が変わりそうなフィギュアなので、そのようにして遊んでみるのも一興かも知れません。