5/19リリース、セガ Luminastaシリーズ、FGO フォーリナー/楊貴妃をレビューします。
意外にも2023年に初めてリリースされたFGOのフィギュアのようです。(私が見落としていなければですが)
売上自体はウマ娘よりあるようなので、もっとフィギュアがリリースされてもおかしくはなさそうですが…
服装がキャラクターによってかなり異なるので造形に時間が掛かるのと、セガとフリュー以外あまり手を出していないというのが大きそうです。
バンプレストも1体だけありましたが、昨年の当ブログのフィギュア・オブ・ザ・イヤーでワーストになった例のあのフィギュア(※)なので…もうリリースされることはなさそうですね。
(※)
【2/5】Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン- ～マシュ・キリエライト～ (バンプレスト) - 個人的フィギュアレビュー Co-fig
【全身】
入手した時点で着ている最もスタンダードな衣装で、何かを訴えかけるようなポーズです。
これ以外の衣装は色々とプライズフィギュアでやるには厳しいはずなので、当然といえば当然でしょうか。
【顔・髪】
早速ですが、顔の雰囲気はかなりパッケージ写真とは異なります。
上瞼がパッケージ写真ではあまり丸みを帯びていませんが、実物はかなり丸いのと、目尻が上がってしまっているのが大きいでしょうか。
結果、パッケージ写真では微笑みかけるような表情ですが、実物では何か切迫したような印象を受ける表情になってしまっています。
髪は全体的に塗装されていますが、前髪は表面に細かな凹凸があり、質感はやや今一つでしょうか。
長く伸びたツインテールはつま先よりも長く伸びており、この点の再現度は良好です。
これだけ髪が長いと、髪全体を写そうとするとどうしても全身図になってしまいますね。
【上半身】
衣装は青い部分が成型色で、白い部分が塗装です。
胸の白い部分のシワはパッケージ写真には見られなかったので、製造上の問題で発生してしまったもののようです。
衣装のシワ造形はほぼなく、スカート周りからは平面的な印象を受けるでしょうか。
一方で肌の造形は良く、脇や手指の形状も良好です。
背中側もほぼ同様の印象でしょうか。
肌の露出が多い分、細かな肌の凹凸が見られてこちらの方がディティール感はあります。
【下半身】
脚は適度にデフォルメされており、癖の少ない造形になっています。
太腿はかなり太めですが、違和感のない絶妙なバランスです。
ご覧の通りスカートの内側はショートパンツ状のインナーを着用しており、大変健全な仕様になっています。
スカートの内側はお臍の上くらいまで造形されていました。
【台座】
青い円盤に水色のプリントです。
【総評】評点 3.5/5
顔の印象がかなり写真と異なることが最大の問題点でしょうか。
プライズでやるには結構難しそうな表情ではあったので、ちょっとチャレンジし過ぎたかも知れませんね。
