個人的フィギュアレビュー Co-fig

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【5/5】オーバーロードⅣ AMP+ アルベド フィギュア ~黒ドレス ver.~ (タイトー)

8/25リリース、タイトー AMP+シリーズ、オーバーロードIV アルベド 黒ドレスver.をレビューします。
AMP+としては4作目ということになります。
このフィギュアシリーズはおそらく、風営法基準の1000円ギリギリで作られているはずだと思いますが、過去3作を見ると、比較的小さめながらも、装飾の細かさに拘る方向性が強かったように感じます。
ただ比較的初期のAMPシリーズに目を向けると、サイズ感が大きめのフィギュアが多く、徐々に方向性がシフトしてきたと言えます。
ただ、今作はその小型化の流れに真っ向から逆行するフィギュアのようなので、どのような出来なのか見ていきましょう。

【全身】


アニメ本編で登場したドレス姿を立体化したフィギュアです。
先述の通り、通常の立ちポーズのプライズフィギュアと比較して二回りほど大きく、高さがおよそ23.5cm、腰から映えた翼の幅がおよそ16cmと、初期のAMPシリーズと比較しても遜色のない存在感があります。

【顔・髪】


元のイラストはアニメの場面写のようで、気だるげな感じの表情になっていたのですが、こちらのフィギュアでは微笑むような表情に差し替えられています。
過去のアルベドのフィギュアと同様、瞳の中の色はそれほど複雑な塗り分けされておらず、比較的シンプルにまとまったアイプリントのように感じます。

 


頭から生えた角は塗装されており、質感的にも良好なように感じます。
前髪の造形は細く長く伸びるような髪の表現となっており、毛束内の凹凸は若干控えめになっているように感じます。


髪は前後ともに先端にかけてクリアになるタイプのもので、最近のタイトーフィギュアとしてはクリアの部分が多めのように感じます。
後ろ髪は全体的に内側と外側の2パーツから構成されていて、しっかりとしたボリューム感のある髪になっていますが、質感はものすごく良いとまでは言えず、及第点レベルといったところでしょうか。

【上半身】


紫色の濃淡で統一された衣装です。
腰に巻かれた布はパール塗装が施されており質感は良好ですが、基本的にそれ以外の場所は成形色のようで、布のヒダが細かく入る胸の下や腕の部分などは若干テカりが強めに感じます。


素肌部分の造形はよく、胸のボリューム感や脇の造形、ちらりと見えるおへそなど見どころも十分にあるように感じます。
惜しいポイントとしては、腰の布との境界部分に接着剤のはみ出し跡が見られた点ぐらいでしょうか。


このフィギュアの存在感を非常に強めている黒い翼は、一見すると単色のようですが、よく見ると外側と内側で異なる色が使用されていることが分かります。
造形も抜かりなく、内側や背中側の造形もしっかりと作り込まれており、ディティールの細かさを感じ取ることができるポイントです。

【下半身】


脚は全体的にボリューム感が大きく、大人の女性として表現されています。
ロングスカートであることと、翼があることから脚の様子を伺うことができる角度はかなり限定されます。


靴は塗装で仕上げられているようなのですが、若干 塗料が飛んでいるように見受けられます。


腰の布の隙間からわずかに下着が見える箇所があり、黒色の下着を着用しているようでした。
全うに下から覗き込もうとしても、暗くてほとんど何も見えません。

【台座】


えんじ色の台座です。
クリア素材でもなく、プリントも施されていないのは、おそらくフィギュア本体にコストを掛けていることの現れであるとと思います。

【総評】評点 5/5
フィギュア自体の大きさや、翼を含めた 存在感など、他のプライズフィギュアとは一線を画する存在であることは事実です。
点数はかなり悩みましたが、今年の過去の5点フィギュアと比較しても遜色ないレベルだと思いますので、5点としようと思います。
リリースされた週末の土曜日には、売り切れてしまっている店舗も多数あったため、もうゲームセンターで入手することは難しいかもしれませんが、中古ショップなどを探せばまた在庫はあるかもしれないので、気になる方はお早めにどうぞ。