8/24リリース、フリュー Trio-Try-iTシリーズ、五等分の花嫁 中野一花 バニーver.をレビューします。
このフィギュア、ゲームセンターを数件巡ったのですが在庫のない店が多く、5軒目ぐらいでようやく取れそうな設定を発見してゲット出来ました。
最近の五等分の花嫁のフィギュアの捌け方を見ているとあまりこのような事態は想定していなかったのですが…
まだまだこの作品の人気は根強いということなのでしょうか。
個人的には、BiCute Bunniesシリーズ以外のフリューのバニーフィギュアがどのようになっているのかが気になるポイントなので、早速見ていこうと思います。
【全身】
BiCute Bunniesシリーズでは比較的オーソドックスなバニースーツが多いですが、こちらはシャツやスカートなど、比較的肌の露出を抑えた衣装になっています。
フィギュアの高さは、台座の底面から頭頂部までがおよそ22.5cm程度、バニーの耳を含めると27cm強になります。
30cmを超えることもあるBiCute Bunniesシリーズと比較すると一回り小さめではありますが、それでも普通のプライズフィギュアと比較するとかなり大きめではありますね。
【顔・髪】
アイプリントのクオリティはよく、口の造形もしっかりとした深さのある作りとなっている上、塗装の品質も良好です。
ただ肌の表面の質感は若干テカりが強めで、所々表面に細かなシワが見られる点は少し気になるでしょうか。
髪の造形は比較的長めの右側のもみあげがなびくような動きのある造形で、毛束の表現も良好です。
もみ上げの毛先は先端がクリアになっており、毛の根元に近い部分はほぼ全体的に塗装されています。
髪の塗装も一様ではなく、ピンク色が濃い部分と白く薄くなっている部分が見られ、メリハリ感の演出に寄与しているように感じられます。
バニーの耳にはエナメルの光沢感を表現するためのクリアの処理が施されています。
【上半身】
肩の位置までの白いシャツと黄色いスカートの上に、燕尾服風のバニースーツを身につけています。
BiCute Bunniesシリーズのようなセクシーさはありませんが、健全なバニー衣装という印象です。
造形に関してはBiCute Bunniesシリーズのメリハリの効いたボディと比較すると、通常のフィギュアと同様、アニメ状にデフォルメされた体型です。
ただバニースーツのシワや表面の凹凸などはよく表現されており、バニースーツ表面のクリア塗装による光の反射と相まってこのフィギュアの存在感を強めているように感じます。
フリューのフィギュアにしては珍しく爪に塗装が施されていました。
左腕のパーツに若干初期汚れが多かったぐらいで、それ以外には特に気になるポイントもありませんでした。
【下半身】
脚は全体的に丸みのある造形で、肉付きの良い印象を受けます。
スカートはクリアパーツに塗装を施したもので、裾にかけてクリアになります。
普通のバニースーツの方が肌の露出は多いはずですが、スカートから少し透けて見える肌色が、BiCute Bunniesシリーズとはまた違った魅力を演出します。
スカートの持ち上がっている横側からだと、それほど 覗き込まずとも内側の様子を伺うこともできます。
下着の上側のお腹部分の造形もあり、おへそのすぐ上ぐらいまで造形が見られました。
【台座】
白い円盤に黄色のプリントです。
【総評】評点 4.5/5
BiCute Bunniesシリーズとは方向性は異なりますが、それでも十分な魅力のあるフィギュアと言えそうです。
五等分の花嫁のフィギュアとして見ても、プライズフィギュアとしてはかなり出来が良い方に入るので、気になる方はぜひ入手してみていただければと思います。
