3/8リリース、フリュー BiCute Bunnies Figureシリーズ、初音ミク rurudo ver.をレビューします。
今年の1月1日、天使警察ちゃんのレビューをしたのを覚えて下さっている方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。
その中で言及したrurudo先生のミクがいよいよ登場です。
初音ミク BiCute Bunnies Figure🐰
— rurudo (@rurudo_) 2024年2月10日
イラスト描かせていただきました❕ #初音ミク https://t.co/7puwSvzkjS pic.twitter.com/2VVECpUyVc
いつも本当に可愛らしいキャラクターを書かれるrurudo先生のミクということで、足早にゲームセンター…に脚を運ぶ前に、某中古品を取り扱っている模型店に脚を運んだところ、普通に販売していたのでそのまま買ってしまいました。
そのお店ではその後もまた色々とあったのですが…御託は抜きにして早速どのようなフィギュアか見ていきましょう。
【全体】
・大きさ・存在感: 4.5/5
・カラーリング: 4/5
・バランス: 4/5
イラストよりもわずかに目を細めた感じの顔つきではありますが、全体的にはイラストをそのまま再現したフィギュアです。
大きさは29cm程度で、BiCute Bunniesシリーズとしては少々小さめではありますが、結構前傾するようなポーズなので、特に小さいという訳ではないと思います。
【顔・髪】
・アイプリントの品質: 5/5
・顔の造形: 4.5/5
・顔の塗装・質感: 4/5
・髪の造形: 5/5
・髪の塗装・質感: 4.5/5
・ビルドクオリティ: 4.5/5
・見所・魅力: 5/5
まず何と言っても顔が非常に素晴らしいですね。
アイプリントはrurudo先生の特徴的な上睫毛や瞳の中のデザインなどを再現しており、1月の天使警察ちゃんと比較しても遜色ないレベルです。
口の中は単色塗装ですが、それほど舌が主張するような造形でも無いので、単色塗装なのはそれほど気にならないでしょうか。
髪は先端がクリアになるタイプのもので、毛先以外の部分は薄めの青緑色で塗装されていますが、全体的に透明感のある質感に仕上がっています。
造形も素晴らしく、細やかでエッジの効いた造形の前髪と、ボリューム感のある三つ編みとして表現されたツインテールが、うまく対比したような造形になっています。
後頭部側にわずかに成形不良の部分が見られたりもしましたが、それ以外の部分が圧倒的なクオリティなのでそれすらも粗末なことと思えてしまいます。
【身体】
・素肌の造形: 5/5
・素肌の塗装・質感: 4/5
・衣装の造形: 5/5
・衣装の塗装・質感: 5/5
・ビルドクオリティ: 5/5
・見所・魅力: 5/5
点数がバグっているかと思われるかもしれませんが、まあとにかく素晴らしい出来のフィギュアなので、多くは語りません。
いつもより多めに写真を撮りましたので、こちらをご覧になってご判断頂ければと思います。
いかがでしょうか。
バニースーツの質感、細身で多少骨ばった感じはありつつも緩やかな曲線も見られる体つきなど、フィギュア自体の基本的な魅力もさることながら、フィギュアを製造する上でどうしてもつける必要のある腕輪もrurudo先生らしいベルトとして表現することで、イラストの持つ世界観を完全に再現しています。
些細なことではありますが、気になったことをいくつかあげるとまずバニースーツの全体に白っぽい汚れが付着していましたが、これは普通にクロスで拭けば落ちました。
また多少脇からベルトにかけての部分のパーティングラインが気になるかもしれません。
脚も非常に素晴らしく、強めにデフォルメされた形状で表現されています。
こちらもいつもより画像多めでお送りいたします。
デフォルメが強めなので細かな凹凸というのはあまり見られませんが、それでもタイツを履いていることによって存在感が強まった脚になっていると思います。
バニースーツを模した特徴的なブーツも、良く作り込まれています。
こちらも些細な点ではありますが、上半身側と比べると多少タイツの奥に見える肌のテカりが強めに見えます。
またタイツの縫い目の部分は過去のこのシリーズの中でも太めなので、気になる方には少々ネガティブなポイントかもしれません。
【台座・付属品】
・台座の品質: 4/5
・付属品の品質: -/5
シリーズ共通の黒い円盤に金色のプリントです。
直前のレムラムでは光沢感のあるデザインになっていましたが、こちらは以前と同じ少しザラザラとした感じのものになっています。
【総評】
・総合評価: 5/5
本当に期待通りのものが出てきて、ついテンションが上がってしまいましたが、それを抜きにしても非常によくできたフィギュアだと思います。
よってこのフィギュアを本年2作目の5点満点フィギュアとしようと思います。
もうすでに私の中ではこれを超えるフィギュアが今年出てくるかかなり疑問に感じてきてすらいますが、是非このフィギュアと並び立つような傑作を期待したいところですね。