9/28リリース、フリュー ぬーストシリーズ、ようこそ実力至上主義の教室へ 軽井沢恵をレビューします。
この作品は結構前からアニメとして放映されているイメージがあって、実際に今調べたところ2017年の夏アニメとして1期が放映されたようです。
その後約5年の期間を経て、2022年の夏アニメとして2期が放映、2024年冬アニメとして3期が放映されることになるようです。
1期2期はかなり間が空いたにも関わらず、2期3期は短いスパンで放映されるのは、ちょっと珍しいような気もしますね。
【全体】
・大きさ・存在感: 2.5/5
・カラーリング: 3.5/5
・再現度: 3.5/5
・バランス: 4/5
東京都高度育成高等学校の制服のジャケットの代わりにカーディガンを着た姿です。
高さは約14.5cm程度で、ぬーストとしてみれば標準的なサイズ感です。
【顔・髪】
・アイプリントの品質: 3.5/5
・顔の造形: 4/5
・顔の塗装・質感: 4/5
・髪の造形: 4/5
・髪の塗装・質感: 3/5
・ビルドクオリティ: 3.5/5
・見所・魅力: 3/5
原作ラノベのイラストはトモセシュンサク先生が担当されているようですが、こちらはあくまでアニメ版に準拠したアイプリントのデザインで、比較的簡素な構成になっています。
瞳の上部に赤っぽい色を配色するアニメ版と同様の表現が見られますが、グラデーションではなく比較的はっきりとした塗り分けのため目から受ける印象は若干異なるでしょうか。
手前の手の色と比較すると顔は白っぽく見えますが、これはどちらかというと、右手のパーツの方の色味が他の部分と比較すると、やや濃いことに起因しているため、顔パーツのみがおかしいわけではありません。
髪は比較的落ち着いた形状となっていますが、サイドの毛の広がりやポニーテールの毛先の癖のある感じなどはよいように感じます。
髪の塗装はポニーテールの毛先にのみ施されており、水色に変化するグラデーションが見られます。
ただそれ以外の場所は基本的に成形色で、質感はあまり良いとは言えない点と、ポニーテールのパーツの嵌合がやや甘く、一部接続軸が見えてしまっている箇所があったのが残念なポイントでしょうか。
【身体】
・素肌の造形: 3.5/5
・素肌の塗装・質感: 3/5
・衣装の造形: 4/5
・衣装の塗装・質感: 3.5/5
・ビルドクオリティ: 3.5/5
・見所・魅力: 3.5/5
上半身の大部分を占めるカーディガンは、脇や胸の下、袖の部分にしっかりとしたシワの表現が見られ、造形は良いように感じられます。
パッと見た感じでは全体的に成形色のように見えますが、所々薄い黄色で着色されており、色味の変化も表現されています。
カーディガンのボタン部分の着色はプリントなのだと思いますが、結構盛大にズレていますね。
水色のシャツは塗装、胸の大きな青いリボンは 成型色で作られているように見えます。
先述の通り、右手の指の部分だけやや色味が濃いように見える不思議な色味となっています。
手指の先が透けるのを避けてのものなのかもしれませんが、左手は特に色変化もなく透けてもいないので、なぜこの世の違いが生まれるのかは疑問ですね。
脚は全体的にすらっとした形状ですが、やや膝から下のが大きめのバランスで仕上げられています。
右脚側だけ太ももからすねの部分に掛けてやや目立つ感じのパーティング ラインが見られ、前方から見た時に気になりやすいかもしれません。
スカートの模様はプリントで仕上げられており、特に荒れなどは見られませんでした。
ぬーどるストッパー定番の座りのチェックですが、このフィギュアは比較的安定感が高く、多少浅めに座らせても問題はなさそうです。
下着の色はプライズフィギュアにしては珍しく色がついていました。
クレジット表記は左足の靴の裏側に白色でプリントされています。
【台座・付属品】
・台座の品質: −/5
・付属品の品質: −/5
付属しません。
【総評】
・総合評価: 4/5
目立つ問題点は右手の指先の色と脚のパーティングラインぐらいで、後は質感やアイプリントの細かさなどが気になるかなと言った印象です。
悪いフィギュアではないと思うので、作品のファンの方は入手してみていただいても良いと思いますが、11月にはタイトーから同じキャラクターのCorefulシリーズが出るようなので、そちらを待ってみても良いかもしれませんね。
