10/27リリース、フリュー ぬーストシリーズ、初音ミク オータムデートver.をレビューします。
定期的に出るこのミクのぬーストのシリーズは、イラストレーターの先生の方がデザインを担当されることが多いですが、今回もその例から漏れず、ニナハチ先生がデザインを担当されたようです。
イラストこちらになります🥤
— ニナハチ◆「オカルトーク！」3巻発売中 (@nijuunanayo) 2023年6月19日
🍁「ぬーどるストッパーフィギュア-オータムデート-」🍁 https://t.co/vYx4VUlbme pic.twitter.com/GiVliYr9tM
【#初音ミク】
— 【フリュー公式】プライズ開発部 (@FURYU_figure) 2023年6月19日
彩色原型 初公開！
ニナハチ氏描き下ろしイラストを立体化！秋の魅力がぎゅっと詰まったミクが登場✨
🍁ぬーどるストッパーフィギュアーオータムデートー
＼詳しくは開発ブログをチェック！／https://t.co/hPI4vX6QwX#ぬースト pic.twitter.com/RfcE79ep4u
このデザインイラストとデコマス画像を念頭に置いて、どのようなフィギュアかを見ていきましょう。
【全体】
・大きさ・存在感: 3/5
・カラーリング: 3.5/5
・再現度: 3/5
・バランス: 4/5
ガーリーなコーディネートの衣装で、手にソーダフロートを持ったポーズです。
大きさは約14.5cmで、ぬーどるストッパーとしては標準的なサイズ感です。
【顔・髪】
・アイプリントの品質: 3/5
・顔の造形: 3/5
・顔の塗装・質感: 3.5/5
・髪の造形: 3.5/5
・髪の塗装・質感: 3.5/5
・ビルドクオリティ: 3.5/5
・見所・魅力: 3/5
このフィギュアの最大の難点…それは、顔が似ておらず、あまり可愛くもないと言う点です。
デコレーションマスターではしっかりと可愛らしい顔になっていたのですが、なぜここまで劣化してしまうのかはかなり疑問ですね。
具体的に言うと、アイプリントの黒い部分が全体的に茶色っぽい色で表現されておりカラーリングがあまり正確でない点や、下まつげのプリントが本来ある位置からかなりずれてプリントされている点、髪と顔の位置が全体的に縦方向に離れてしまっている点など、その原因は様々のように感じられます。
髪の造形はゆるく編まれたツインテールなど立体感の感じられる部分も見られます。
前髪とツインテール共に先端にかけてクリアになるような表現が見られますが、前髪部分の透けはデコマスよりも多く、もしかしたらこの辺りも違和感につながっているかもしれません。
【身体】
・素肌の造形: 4/5
・素肌の塗装・質感: 3.5/5
・衣装の造形: 4/5
・衣装の塗装・質感: 3.5/5
・ビルドクオリティ: 4/5
・見所・魅力: 4/5
顔と比較して体の部分はクオリティの劣化は少なく、ディティールの細かい衣装の様子を見ることができます。
表面の細かな模様などもしっかりと表現されていますが、イラストと比較するとやはりある程度簡略化はされているように感じられますね。
顔の近くに大きめのドリンクを持つと、サイズ感との対比や遠近法で顔が小さく見えるという話がありますが、これもそれを狙ったものでしょうか。
カップの側面にはミクをイメージしたであろう模様がプリントされていて、こういったところの作り込みは細かいです。
衣装は基本的に成形色で、若干テカリの強い箇所は見られますが、著しく質感を悪化させるというほどのものではありません。
数少ない塗装されている箇所が斜めにかけている鞄で、ここはあえて光の反射が強くなるような仕上げになっています。
脚は膝から足首までが細めの造形で、相対的に靴が大きめに見えます。
靴下やブーツの紐は塗装で表現されていますが、靴の色と思われる茶色い塗料が左の靴の先端付近についていました。
スカートの内側に隠れてしまってなかなか見える場所ではありませんが、内腿の造形がやや特徴的です。
腿が潰れて内側に膨らむような表現が見られ、この点にはかなりこだわりを感じますね。
座りの良さは比較的よく、また私の使っている台座は、スカートに軽く引っ掛けるだけで、つま先と安定させることができました。
クレジット表記はスカートの内側の、お尻のすぐ後ろです。
【台座・付属品】
・台座の品質: −/5
・付属品の品質: −/5
付属しません。
【総評】
・総合評価: 3.5/5
体側の作りは悪くないだけに、顔がよろしくないことが非常に惜しまれるフィギュアですね。
最近フリューは顔が良くないことが多いので、1ヶ月のリリース数が増えているところが影響しているのかもしれませんね。
