1/24リリース、バンプレスト Kyuntiesシリーズ、五等分の花嫁 中野四葉をレビューします。
これまで元イラストのアクスタからの劣化が目立つこのシリーズですが…
果たしてアクスタを超える魅力があるフィギュアになっているでしょうか?
【全身】
比較的二乃のデザインに近いナース服です。
例によって、聴診器やバインダーなどの小物類は省略されています。
【顔・髪】
これまでの3人は比較的元イラストに忠実な表情でしたが、こちらはフィギュア向けに多少表情の雰囲気が変えられています。
元イラストの方は多少そっけない感じの笑顔ですが、こちらの方がより四葉らしい表情なような気もします。
広がりのある髪の造形も良いですね。
頭頂部がやや黄色っぽく、それ以外の部分は赤に近い橙色です。
チークの色が強めなのと、髪の色の彩度が高めなのを除けば、頭部はかなりよくできているように感じられます。
あとは後頭部に白い汚れが見られるなどちょっとした問題はありますが…
【上半身】
フリルの装飾多めのナース服とエプロン姿です。
エプロン自体が多少幅が狭めなためか、比較的ボディーラインが分かりやすいですね。
ナース服の質感は三玖と同様ですが、不思議とこちらの方がテカりが抑えられており、質感の違いが気になりづらいですね。
肌の質感は無塗装なりではありますが、許容可能な範囲にはあるように感じます。
多少右腕のパーティングラインが目立つのが惜しいですが…
【下半身】
白のニーハイソックスです。
内腿までみちっと詰まったような造形で、ディティール感には劣りますが、見どころは演出できていますね。
腿のパーツにはヒビ割れのような跡が見られるのは惜しいところです。
三玖と同様おへそ辺りまで造形されていますが、お尻はディティールが落とされています。
【台座】
黒い円板です。
【総評】評点 4/5
このシリーズで初めての立体であることのメリットが活かされたフィギュアかもしれません。
これくらいの出来ならばそれなりに納得のいく方も少なくないように感じます。