個人的フィギュアレビュー Co-fig

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【4.5/5】Re:ゼロから始める異世界生活 BiCute Bunnies Figure ーレム・エアリーコスチュームver.ー (フリュー)

先月のラムに続いてのバニーのフィギュアです。
実は2月はもう一つチェーンソーマンのマキマのフィギュアもレビューするつもりだったのですが…
あまり良く知っている作品ではなかったのにも関わらず、ややフリマサイトの相場が高めで手を出すのが憚られたのが大きいでしょうか。
あとはこのBiCute Bunniesシリーズは全てコレクションするつもりでいたのですが、次に出るパワーのフィギュアがかなり大きめのサイズ感で、既にフィギュアでギュウギュウ詰めの我が家には置ける気がしないので、フルコンプリートするのを諦めたというのもあるでしょうか。


【全体】
・大きさ・存在感: 4.5/5
・カラーリング: 4/5
・再現度: -/5
・バランス: 4/5


ラムは黒と黄色をベースにしたバニー衣装でしたが、レムは白と水色をベースにした衣装となっており、対になるようなカラーリングになっています。
大きさは30cmには僅かに届かないぐらいのサイズ感で、ラムとはほぼ同じサイズですね。

【顔・髪】
・アイプリントの品質: 4.5/5
・顔の造形: 4.5/5
・顔の塗装・質感: 3.5/5
・髪の造形: 4/5
・髪の塗装・質感: 3.5/5
・ビルドクオリティ: 4/5
・見所・魅力: 4/5


アイプリントがラムの方よりも配色のバランスが良く、青系のトーン4色と紫色のハイライトで表現されています。
口の中はラムよりも濃いめの色で塗装されており、造形のクオリティもこちらの方が良いのですが、縁取りの塗装のはみ出しが多めなのが気になります。

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【3.5/5】葬送のフリーレン ぬーどるストッパーフィギュア ーフリーレンー (フリュー)

2/22リリース、フリュー ぬーどるストッパーシリーズ、葬送のフリーレン フリーレンをレビューします。
先日豚レバのジェスのフィギュアが同一週末に固まって珍しいという話を書きましたが、何とここでもフリーレンがメーカー違いで同一週末に固まるということが起こりました。
先日はバンプレストとフリューがバッティングして、今回はセガとフリューがバッティングしているので、フリューはこういうバッティングを避けない傾向にあるということになるのでしょうか。
もっとも、今回のような人気作品は同時に展開されていても両方欲しいという人は珍しくない気がするので、あまり経済的なデメリットは無いのかも知れませんね。

【全体】
・大きさ・存在感: 3/5
・カラーリング: 3.5/5
・再現度: -/5
・バランス: 4/5


座って魔導書を読むポーズのフィギュアです。
サイズは14cm弱で、ぬーどるストッパーとしては標準的なサイズ感ながらも、セガのフィギュアの方と比較すると二回りほど小さめでしょうか。

【顔・髪】
・アイプリントの品質: 3.5/5
・顔の造形: 3.5/5
・顔の塗装・質感: 3/5
・髪の造形: 3.5/5
・髪の塗装・質感: 3.5/5
・ビルドクオリティ: 3.5/5
・見所・魅力: 3.5/5


瞳の色は、アニメ版だと寄りの画のときに見られる、上瞼のすぐ下の赤い差し色の入ったデザインとなっており、単純な色数で言えばこちらの方が優れているでしょうか。
ただ目頭や瞼に影の色がプリントされている点や縁取りの線が全体的に太めで、黒色もはっきりとしている点がやや好みの分かれるところでしょうか。

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【4/5】葬送のフリーレン Luminasta “フリーレン” (セガ)

2/22リリース、セガ Luminastaシリーズ、葬送のフリーレン フリーレンをレビューします。
葬送のフリーレン、面白いですよね。
正月休みにamazon primeで一気見して、そのままの勢いで単行本も全部買ってしまいました。
勇者一行の冒険の足跡を辿るという、一見地味な感じの設定ではあるのですが、過去の出来事を目の前の事象と紐づけながら描いていくことで、「郷愁」という普通の漫画からはあまり接種することができない栄養素を接種できる気がします。
この手の人気作品のフィギュアの出だしはクオリティが低めなことも多いですが、どのようなフィギュアになっているか見ていきましょう。

【全体】
・大きさ・存在感: 3.5/5
・カラーリング: 4/5
・再現度: -/5
・バランス: 4/5


蒼月草の花を手に立ったポーズです。
大きさはおよそ19.5cmで、プライズフィギュアとしては標準的なサイズの範囲内に収まっていると思います。

【顔・髪】
・アイプリントの品質: 3.5/5
・顔の造形: 4/5
・顔の塗装・質感: 4/5
・髪の造形: 4/5
・髪の塗装・質感: 4/5
・ビルドクオリティ: 4/5
・見所・魅力: 4/5


僅かにほっそりとした顔立ちで、多少表情に硬さがあるのが、割と初期のフリーレンの顔立ちっぽい感じはあるでしょうか。
瞳の色はシンプルな3色のトーンで表現されていて、縁取りのデザインもほぼアニメ版を再現しているように見えますが、線の強弱の付け方が若干原作の方に近いように見えます。

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【3/5】ぼっち・ざ・ろっく! Desktop×Decorate Collections “山田リョウ” (セガ)

2/22リリース、セガ Desktop×Decorate Collectionsシリーズ、ぼざろ 山田リョウをレビューします。
ぼっちちゃんと虹夏ちゃんばかりのぼざろフィギュアでしたが、ようやく3人目のリョウが登場ですね。
クールな見た目ながらも自由奔放で、他のきらら作品にあまりいないようなキャラクターな気がします。
ふと考えてみると、結束バンドの4人って性格がかなり違うので、バンドが無ければ絶対に接点が無かったはずなのですが、それでも集まってお互いフォローし合いながらバンドとして成長していく…という、見た目と性別を変えれば少年誌でも行けそうな感じの設定してますよね。
そう考えてみると、きらら作品としての特異性と、漫画としての普遍性を両立しているのがこの作品の魅力なのかも知れませんね。

【全体】
・大きさ・存在感: 2.5/5
・カラーリング: 3.5/5
・再現度: -/5
・バランス: 4/5


作中にも登場した下北沢高校の制服の下に黒いロンTを着てピースをしたポーズです。
大きさは18cm強なのでそれほど小さいというわけでもないのですが、全体的にスリムな印象なのでそれによってボリューム感が小さめに見えているのかもしれません。

【顔・髪】
・アイプリントの品質: 3/5
・顔の造形: 3/5
・顔の塗装・質感: 3.5/5
・髪の造形: 3/5
・髪の塗装・質感: 3.5/5
・ビルドクオリティ: 3.5/5
・見所・魅力: 3/5


瞳の色の配色は基本的にアニメ版に準拠しているようですが、明るい部分の彩度が若干高く、明るめの色で表現されているように見えます。
セガが初めて商品化するキャラクターのフィギュアとしては、顔の全体の雰囲気はよく似ている方で、左目の下の泣きぼくろも再現されています。


眉毛の位置はかなり高めで、髪の分かれ目の隙間からほんのわずかに覗く程度です。
バンプレストのフィギュアのシリーズだと眉毛が表現されていないようなことがありましたが、実は髪に隠れてしまっていただけなのかもしれませんね。


あまり意識して見ていませんでしたが、耳の後ろから襟足にかけての髪型はなかなか独特な形状をしているんですね。
全体的に塗装はされているようで、質感はそれほど悪くはないのですが、後頭部側の髪の毛先が全体的に丸めなのが気になるところです。

【身体】
・素肌の造形: 3.5/5
・素肌の塗装・質感: 3/5
・衣装の造形: 3.5/5
・衣装の塗装・質感: 3/5
・ビルドクオリティ: 3.5/5
・見所・魅力: 3.5/5


やや袖が長めの白い半袖ブラウスに、かなり角がピシッとした印象の紺のプリーツスカートです。
ブラウスの下に着ている黒いロンTの若干ルーズな感じと、ブラウスの襟や前立ての部分の直線的でシャープの造形がうまく素材感の違いを表現しているように感じます。


前方向から見るとそれほど腰の部分は絞り込まれていないように見えますが、横方向から見るとかなり腰が細めのバランスになっていることが分かります。
シャツの造形というよりも、スカートの前後軸の厚みが足りないような感じでしょうか。


基本的に衣装は成形色で、質感はできなりではありますが、可もなく不可もないレベルにはなっているように感じます。
背中側はシャツとスカートの境界部分に接着剤がはみ出した跡なのか、若干光の反射が強い部分が見られますね。


脚は非常に細身な作りで、足首と膝を比較してもわずかに膝の方が大きいかなと言ったようなバランス感です。
この辺りはどの程度デフォルメするかにも依存すると思うのですが、腰の部分の厚みも含めて考えると若干やりすぎなような気はします。


茶色のローファーは塗装で仕上げられているようですが、しっかりと別パーツで作られているようで、踵と靴の間に若干隙間が空いているのが見て取れます。


黒いタイツなので下から覗いても内側はあまりよく見えませんが…スカートの内側に隠れている腿も細身な形状になっています。
黒いパーツでの表現ではありましたが、お尻の部分も作り込まれているようでした

【台座・付属品】
・台座の品質: 3/5
・付属品の品質: -/5


黒い六角形の台座です。

【総評】
・総合評価: 3/5
虹夏ちゃんに比べると全体的にソツがない仕上がりにはなっているように感じますが、ボリューム感は小さめなのと若干デフォルメに癖があるのが気になるところですね。
こちらも一刻も早く、推しのフィギュアが欲しいという方向けの商品でしょうか。


【企画】POP UP PARADE 僕の心のヤバイやつ 山田杏奈 (グッドスマイルカンパニー)

4月最初のプライズフィギュア以外のレビューは、グッドスマイルカンパニー Pop Up Paradeシリーズ、僕の心のヤバイやつ 山田杏奈をレビューします。
僕ヤバ、2期がちょうど先日まで冬アニメで放映されていましたね。
私は原作とX(Twitter)に上がっているマンガをたまに見るくらいなので、アニメは見ていないのですが、2期のOPのダンスシーンはかなり好きですね。

youtu.be

原作版と比べて市川が可愛すぎるような気もしますが、これは原作の絵のテイストが、そのままだとアニメ化しづらいので変更された結果だと思われます。
同様に、山田のプライズフィギュアもこれまで2作ほどセガからリリースされてきましたが、表現には振れ幅があったように思われるので、その辺りが今作だとどうなっているのか、見ていきましょう。

【全体】


アニメ版キービジュアルイラストと同じく、制服姿で両手に3段のアイスを持ったポーズです。
大きさは本体のみでも19cm前後、台座を含めると20cmを超えており、標準サイズのPop Up Paradeとしてはやや大きめのサイズ感で作られています。

【顔・髪】


アニメ版は寄りの画だとかなり作画コスト高めの顔になるようですが、こちらのフィギュアは通常のデフォルメされた形で表現されており、私のような原作派にもとっつきやすいような顔になっています。
アイプリントはシンプルな塗り分けですが、多少目頭方向にかけて色が薄くなっていくのが特徴的でしょうか。

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【4.5/5】初音ミク Fashion フィギュア Uniform (タイトー)

2/22リリース、タイトー Fashionシリーズ、初音ミク Uniformをレビューします。
2/22は大量に景品が出た日でしたが、特に私が注目していたのがこのミクでした。
その理由は単純で、商品画像の時点で非常に魅力的だったからというそれだけなのですが、このシリーズは最初のsubcultureが今ひとつだったので、本当に商品画像通りのものが出てくるか一抹の不安は残ります。
今回のフィギュアのイラストを担当されたのはパセリ先生です。

イラストの方も非常に可愛らしく仕上がっていますが、これがどのように立体化されているのか、早速見ていくことにしましょう。

【全体】
・大きさ・存在感: 3.5/5
・カラーリング: 4/5
・再現度: -/5
・バランス: 4/5


宣材写真と同じくチアガール衣装で応援に励む姿です。
大きさは19cm強ですが、ポーズがやや高さの面では不利なので、直立していれば20cm台には乗るものと思われます。

【顔・髪】
・アイプリントの品質: 5/5
・顔の造形: 4/5
・顔の塗装・質感: 4.5/5
・髪の造形: 4.5/5
・髪の塗装・質感: 4/5
・ビルドクオリティ: 4/5
・見所・魅力: 4.5/5


アイプリントは色の数こそそれほど多くはないものの、イラストの持つ瞳の模様を非常に緻密なプリントで再現しており、可愛らしさの溢れる瞳になっています。
口の造形もイラストの形状を忠実に守った作りとなっていて、深さのある造形や縁取りを含めた塗装の出来も問題ないですね。

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【3.5/5】【推しの子】 ルビー 私服デート フィギュア (バンプレスト)

2/22リリース、バンプレスト 推しの子 ルビーをレビューします。
今年に入って初めての推しの子のフィギュアですね。
作品人気に対して意外とフィギュアのリリースのペースが遅めな気がするので、各社慎重な姿勢で見ていると言うことでしょうか。
思えばフリュー以外の各社は系列のゲームセンターを持っているので、他社フィギュアの捌け方を見ることである程度需要予測が立てられますね。
推しの子のこれまでのフィギュアはフリューのものも含めて意外と初速が出なかった感があるので、もしかしたらその辺りがフィギュアのリリースペースにも影響しているのかも知れません。

【全体】
・大きさ・存在感: 3.5/5
・カラーリング: 3.5/5
・再現度: -/5
・バランス: 4/5


濃い紫色のワンピースにネックレスというシンプルな出で立ちで立ったポーズのフィギュアです。
大きさは21cm弱で、ほぼ7頭身ぐらいのバランスで作られているように見えます

【顔・髪】
・アイプリントの品質: 3.5/5
・顔の造形: 3.5/5
・顔の塗装・質感: 3/5
・髪の造形: 3.5/5
・髪の塗装・質感: 3.5/5
・ビルドクオリティ: 3.5/5
・見所・魅力: 3.5/5


アイプリントは割合細かく表現されており、ドットを使ったグラデーションと、カラフルな差し色が入れられたデザインとなっています。
口も3色で塗装されており、比較的手がかかっている作りのようには感じるのですが、造形がやや浅めなのと、歯の下の濃い赤の部分の幅が太めに塗られているのが気になるところです。

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