幼なじみが絶対に負けないラブコメ 可知白草のフィギュアをレビューします。
【全身】
開封して中身を見た瞬間「10年前のプライズフィギュアみたいだな」と思ったのですが、細かく見ていくとまさにそんな感じでした。
【顔・髪】
またしてもですが、顔とそれ以外のパーツの肌の色が違います。
アイプリントも黒目の色が白目の部分に滲んでいたりと、あまり良い出来ではありません。
最近はプライズフィギュアでも強い光を当てたときにアイプリントが反射しづらいように配慮されていますが、こちらは昔ながらのがっつり反射するタイプです。
髪にも特にグラデーション等は施されておらず、造形もシンプルです。
【上半身】
服の皺や凹凸は少なく、全体的にのっぺりとした印象です。
また、シャツとブレザーの色味がほぼ変わらず、余計にメリハリのない感じになっています。
後ろから見ても同じ印象です。
ブレザーには髪かソックスの色と思われる色が写っていました。
【下半身】
ソックスにはパーティングラインがしっかりと見てとれます。
ソックスの皺の表現はいいですね。
後方にはプラモのゲート跡のようなものが見られました。
こんなにはっきり見えることはなかなか無いと思います。
【台座】
シンプルな白い台座です。
【総評】 評点2.5/5
昔はこんな感じのプライズフィギュア多かったなぁ…と思い出しました。
最近のフィギュアは多少出来が悪くても、どこかしら拘っているポイントが見て取れるものですが、これはほとんどそうした箇所が見られませんでした。
ただ立体化するだけではなく、ちゃんと納得できるだけのものであって欲しいと思います。