6/22リリース、バンプレスト Kyuntiesシリーズ、カッコウの許嫁 瀬川ひろをレビューします。
前回のエリカは脚の質感がかなり人を選ぶフィギュアでしたが、今回はどうでしょうか。
エリカのレビューはこちらからどうぞ。
【全身】
かなり前にかがんだポージングです。
今回もなかなかクセが強そうですね。
【顔・髪】
顔はKyuntiesシリーズとしては平均的なレベルです。
髪はおそらく塗装されているのですが、表面にデコボコが見られ、いかにもプライズというクオリティです。
横から見ると顎の角度が鋭角すぎるように感じます。
髪の動きもミニマムですね。
ニット帽のテクスチャーは良いと思います。
【上半身】
トップスの質感は安っぽいですが、ボトムスは前から見るとそれほど悪いようには感じられません。
手の指に接着剤跡が付着していました。
本フィギュアの最大の問題点が、ボトムスの塗装です。
このフィギュアは、上半身と下半身が分かれた状態で箱に梱包されていますが、おそらく部品の成型色としてはトップスと同じ色なのだと思われます。
ボトムスを塗装する際に塗り切れなかった部分が、トップスと同じ色として見えている…のではないでしょうか。
【下半身】
脚はエリカのように強くテカるというようなことはありませんでした。
造型自体は膝の上の筋肉の凹凸が見て取れるなど、比較的悪くないように感じられます。
一方で、上半身に対して下半身側の色が赤っぽく、上下で色味が異なる問題が発生してしまっています。
もっと言うと、前回ほどではありませんがこちらのフィギュアでも上半身と下半身で、テカりの強さの違いが発生してしまっています。
こちらは上半身側のテカりが強いですね。
【台座】
毎度お馴染み黒い円板です。
【総評】評点 3/5
今度は足以外ほとんど全て微妙なフィギュアになってしまいました。
特にボトムスの塗装がよろしくないのは致命的なのではないかと思います。