6/27リリース、フリュー SSSシリーズ、FGO 清少納言をレビューします。
宣材画像からかなり派手なフィギュアであることが分かっているため、塗装のクオリティが気になるところです。
【全身】
大きなサイズの箱に入っていたので、ある程度の大きさのフィギュアを期待していたのですが、とても小さなフィギュアが出てきてビビりました。
スケール感で言えばぬーストよりもさらに小さいです。
【顔・髪】
レンズの最大撮影倍率をフル活用してこれぐらいの大きさです。
顔は可愛らしくまとまっているのではないでしょうか。
髪も前からだとそれほど大きな塗装の乱れは見られません。
ツインテ(?)の立体感はなかなかすごいですね。
塗装も物凄く手間がかかっているように見えます。
これだけ複雑なフィギュアなので、多少のキズや塗装跳ねはご愛嬌といったところでしょうか。
私は(800円という予算制限の中で作られているものであるため)十分な手間がかかっていれば、それもあり派なので、今回はあまり指摘しないようにします。
【上半身】
セーラー服と和服を合体したような特徴的な衣装です。
サングラスや鞄、和傘、ジャケットの飾りまで細く再現されています。
ジャケットは影の陰影も塗装されており、非常に手間をかけて作られていることがわかります。
立体感は申し分なしですね。
唯一惜しい点としては、首元が明らかに塗装な点だけでしょうか。
手塗りかつ成型色が黒であるためか、塗装が薄い部分があるだけでかなり目立ちます。
【下半身】
脚は細身な印象です。
膝周りのディティール感も、単調にならない程度のミニマムといった感じでしょうか。
フィギュア全身で見て、気になる塗装跳ねや削れがあった箇所は6箇所くらいでしょうか。
全体の塗装量を考えれば、許容可能な範囲内にはあると思います。
【台座】
黒い円板です。
【総評】評点 4/5
小さなフィギュアに可能な限りのディティール感のある要素を詰め込んであります。
逆に言うと、これくらいディティールが細ければ、フィギュア自体のサイズは小さくてもそれほど気にはなりませんね。
…箱の大きさだけはどうにかしてほしいですが。