3/22リリース、フリュー ぬーどるストッパーシリーズ、五等分の花嫁 中野五月 くつろぎルームウェアver.をレビューします。
最近、私の住んでいる沿線のゲームセンターはどこも設定が渋くなってしまっており、フィギュアの調達はもっぱらフリマアプリなのですが…このフィギュアは久々に倉庫系ゲームセンターに脚を運んだ際に自力で獲得しました。
初手から割と良い斜めハメの形になり、そのまま角を丁寧に回していくと、割とあっさりと900円くらいで取ることが出来ました。
これくらい割と簡単に取れるとゲームセンターに行くモチベーションに繋がって良いですね。
ただ私の場合、この前に別のフィギュアで3000円以上沼ったので、トータルで見ればフリマアプリの方がお財布にはダメージが少なかった状況ではあるのですが…
【全体】
・大きさ・存在感: 3/5
・カラーリング: 4/5
・バランス: 4/5
ピンクのワンピースタイプのパジャマで、座ったポーズです。
大きさはおよそ15cmで、ぬーどるストッパーとしては標準的なサイズの範囲に入るでしょうか。
【顔・髪】
・アイプリントの品質: 4/5
・顔の造形: 4/5
・顔の塗装・質感: 3.5/5
・髪の造形: 4/5
・髪の塗装・質感: 4/5
・ビルドクオリティ: 4/5
・見所・魅力: 4/5
・総合評価: 4/5
アイプリントはこれまでのこのシリーズの一花・二乃と比べても大きな差は感じられず、一花のフィギュアにあった目の謎の折れ曲がりもこちらのフィギュアでは見られませんでした。
口の塗装は2色使われているようではあるのですが、周辺部分は暗い色というよりも、どちらかというと彩度が高めな感じの色になっていて、あまり自然な感じの着色ではないように感じられます。
いつもは長い髪を背中側に伸ばしていますが、三つ編みにして左肩から前に回すような表現になっています。
髪の先端はクリアになるような塗装が施されており、Trio-Try-iTシリーズのバニー五月の髪の質感に非常に近い作りになっています。
小さめのフィギュアながらも髪の造形は十分なディティール感があり、緩やかなウェーブを描くサイドの髪やアホ毛などによって、立体感も十分に感じられるデザインになっています。
今日レビューを書くのはこれが7体目なのですが、ずっと髪の質感がプライズなりな印象のフィギュアが続いていたので、髪の質感と造形の両方が良いフィギュアが来ると、やはりフィギュアはこうでなくては、というような気持ちになりますね。
【身体】
・素肌の造形: 4/5
・素肌の塗装・質感: 3.5/5
・衣装の造形: 4/5
・衣装の塗装・質感: 4/5
・ビルドクオリティ: 4/5
・見所・魅力: 4/5
・総合評価: 4/5
胸の下でリボンを結んだワンピースタイプのパジャマで、洋画で子供が寝るときに来ているようなイメージのものに近いデザインです。
ただ胸の部分のボリューム感は非常に大きく、体つきだけで言えばこのシリーズの一花や二乃よりも大人っぽいかも知れませんね。
一般的にこの手のデザインの衣装は色の薄い部分は成形色になることが多いのですが、このフィギュアはなぜかほとんど全ての箇所が塗装されているという豪勢な作りになっていました。
これにより質感は全体的にマットな仕上がりとなっており、左胸の側面で多少塗装の表面が荒れてしまっている部分を除けば、質感が悪目立ちする点も見られませんでした。
一方で二乃のフィギュアに見られたようなマニキュアの塗装はこちらには見られませんでした。
きっと、この辺りの要素を増減させることで衣装の質感向上などが図られているんでしょうね。
脚は全体的に丸めな形状で、膝も骨ばったような要素は皆無の造形になっています。
特に塗装がされているわけではないように見えますが、左脛付近に2箇所ほど白く変色している箇所が見られました。
スカートの内側は埋まってしまっているのかと思いましたが、実はよく見てみると結構深い位置まで脚の造形があることが分かります。
実際どの程度まで造形されているのかは目視では確認できませんでしたが、さすがに見えるはずのない下着を作り込んでいるということはないと思います。
座りの安定感は比較的よく、多少浅めにに座らせた程度では転倒したりはしなさそうです。
クレジット表記は右のスリッパの裏側にモールドで表現されていました。
【台座・付属品】
・台座の品質: -/5
・付属品の品質: -/5
付属しません。
【総評】
・総合評価: 4/5
全体的に質感は良く、脚の造形など見えづらいところも良く作り込まれているフィギュアだと感じました。
一花・二乃よりも明らかにクオリティは高いので、五月が好きな方は入手してみていただくのも良いかも知れません。
