8/9リリース、バンプレストのSAO ユウキのフィギュアをレビューします。
ユウキのフィギュア、すごく久しぶりですね。
このブログで扱うのはフリューのぬースト以来ですが、このブログを始める前に2018年リリースのEXQシリーズの白い水着のフィギュアを開けたことがあり、非常に良い出来であったと記憶しています。
未だにキャビネットに飾ってはいますが、少し取り出しづらい位置にあるので、過去の写真を1枚お見せしておきます。
このフィギュアから5年が経って、どれぐらいクオリティが変化したのか、見ていきましょう。
【全身】
ピンクの部屋着風の衣装で、背伸びをしたポーズです。
台座の底からの高さは19cm程度ですが、台座自体に高さがあるので、フィギュア自体の高さはおよそ17.5cm程度でしょうか。
前述の水着のフィギュアが23cm程度の大きさなので、フィギュアの大きさは約3/4になっていると言えそうです。
【顔・髪】
瞳の縁取りは上瞼以外はかなり薄く、薄めの紫色で着色された縁取りのアイプリントになっています。
肌の色が多少濃いめなのか、白目の色と肌の色の境界部分が若干目立つかもしれません。
髪は単色無塗装ですが、質感自体はそれほど悪くないように感じます。
造形も右側に流れるような動きがあり悪くはないと思うのですが、毛束一つ一つの大きさが割と似通っているのもあって、若干単調な感じはしなくもありません。
またヘアバンドのふわふわとした形状も、若干プライズ感が強めなように感じます。
【上半身】
ピンクのルームウェアは無塗装で、マットな質感ではあるのですが若干白っぽくひび割れてしまっている箇所が見られます。
造形も身体を捻るような動きが見られて悪くはないのですが、以前のユウキのフィギュアと比較すると大きめのシワ表現な点が少し残念です。
このフィギュアを入手すると分かるのですが、上半身と下半身は別のパーツで箱の中に封入されています。
で、下半身側にはみぞおちぐらいの高さまでのお腹のパーツが付いているのですが、組み立ててしまうと余程覗き込まないと見えません。
せっかくの見所なので、もう少し目立つようにルームウェアでクリアパーツを使うなどの工夫があっても良さそうです。
意外と胸元の露出も多いのですが、ピンクの紐などに隠れてしまっているのでその点も惜しいですね。
【下半身】
脚は肉付きは少なめで、膝の造形も控えめです。
ズボンタイプの衣装なのでお尻周りの造形はあまり楽しむことができないと思っていましたが、ズボンの裾から少しだけ 覗くことができます。
後ろから見ると、左右で足の長さが違うようにも見えます。
【台座】
紫色のクリアな円盤です。
【総評】評点 3/5
一言で言って、過去のフィギュアと比較してもクオリティは低いと言わざるを得ないように感じます。
やはり昨今の物価高が響いているのだと思いますが、過去のフィギュアと直接同じ土俵で戦えないのなら、せめて別の方向で魅力を増やすなどの工夫は欲しいところです。