夏休み特別企画、Pop Up Parade ホロライブ ライバー フィギュアレビュー 2日目の今日は、2023年1月リリースのときのそらです。
今回調べるまで知らなかったのですが、ホロライブの中では一番最初にデビューしたライバーだそうで、現在も活動されています。
バンプレストのRelax timeシリーズではまだフィギュア化されておらず、フルプライスのスケールフィギュアもリリースされていないので、現時点では実質的にこれが唯一の選択肢ということになりそうです。
【全身】
デフォルトの衣装で、左手を大きく上にあげたポーズです。
左手の高さがある分、フィギュア自体の大きさは少々大きめで、台座を含めるとおよそ19cm程度です。
【顔・髪】
瞳の色はやや暗めで、公式画像等で見かけるものと比べると紫色に近い色味でプリントされています。
鼻がやや高めの造形なのと、口の下に顎の凹凸の表現が見られる点などが多少人を選ぶ要素になっています。
アイプリントは最近のフィギュアにしては珍しく、多少 反射が強めの仕様です。
髪は全体的に塗装されており、特に塗色の変化などはないですが、造形によって光の加減が変わるため、自然な色味の変化が見られます。
ただし塗装のテカリは若干強めでしょうか。
広がった髪の動きはよく、毛束の表現もPop Up Paradeシリーズとしては比較的細かいように感じられます。
【上半身】
衣装は非常に細かく再現がされており、縁取り部分のゴールドの塗色も丁寧に塗られている印象です。
成型色の部分はほぼありませんが、スカートの青い部分だけは若干質感が異なり、テカリが強めの表面になっています。
造形も細かく、胸のリボンの装飾や腰のリボンなども省略せずに再現されています。
ボディラインの造形も、お手やお腹などは柔らかな曲線で表現されている一方で、左脇やおへそなどはしっかりとホリが深く造形されているため、メリハリ感も良好です。
背中側も衣装の広がり感がよいですね。
手の表情や造形も綺麗です。
【下半身】
脚の造形はシンプルめで、膝周りにはあまり凹凸は見られません。
ただその分塗装にはこだわりが見られ、ソックスの上端部分や膝、足首の部分などには暗い色が配色されています。
上半身同様、装飾類は丁寧に再現されています。
意外とスカートの内側は覗き込まないと見えないようになっています。
下着の造形も比較的細かいですね。
【台座】
六角形の台座です。
【総評】
多少顔の造形に癖がありますが、それ以外は目立ったネガもなく、高いクオリティで作られているフィギュアのように感じられました。
これくらいの造形や装飾の細かさがあれば、5000円を超えてきても納得がいきますね。
