8/18リリース、バンプレスト Celestial viviシリーズ、五等分の花嫁 中野二乃 School style ver.をレビューします。
前作の一花が想像よりも良い出来だったため、8月登場分もレビューしてみようと思います。
ただこの8月分は、五等分の花嫁としては非常に珍しい商品の展開の仕方をしているのですが…
その詳細はまた次回に回すとして、まずは二乃の方を見ていこうと思います。
【全身】
スクール水着姿でしゃがんだポーズです。
一花とはポーズが異なるので、単純な高さの比較はできませんが、ほぼ同じスケール感で作られていると言って差し支えないと思います。
【顔・髪】
アイプリントの仕様自体はほぼ一花と同じで、大きめのハイライトの入った瞳と、グラデーションとラインを併用したチークのプリントになっています。
一花の方ではそれほど気にならなかったので二乃固有の仕様だと思うのですが、こちらは若干鼻筋がはっきりとしたような印象があります。
髪は無塗装で、一花と比較すると明るめに光を反射するような素材が使われています。
毛先の造形はシャープで良いのですが、サイドの髪の動きが少ない点は若干惜しまれます。
髪飾りは成形色にプリントです。
髪のカラーリングが一花よりも簡素だったのは、髪周りの造形がこちらの方が複雑なのが影響しているのでしょうね。
【上半身】
スクール水着はほぼ一花と同じですね。
光沢感の強い塗装が施されており、夏の強い日差しの下で水に濡れたスクール水着の質感が表現されています。
一花の方で気になった下腹部周りの造形は、こちらの方が自然な仕上がりになっています。
肌の質感はこちらは概ね統一されており、無塗装ながらも過度にテカリが強くなっているような箇所は見られません。
一方で一花に見られた左臀部の黒い筋はこちらのフィギュアにも見られました。
水着パーツの形状は異なっているので、同じ箇所に同じような問題が起こる可能性は低いとは思うのですが…なぜなんでしょうね。
【下半身】
やや膝が丸めで、メリハリ感は薄めの造形ですが、極端な癖はなく、違和感を覚えるようなこともありません。
一花は多少脚を開いたポーズでしたが、こちらは脚を閉じているので、ふとした拍子に倒れやすいです。
特に膝をついている左脚側は数度と傾けるだけで倒れてしまうので、要注意です。
クレジット表記は、左膝下に黄色でプリントされています。
【台座】
付属しません。
【総評】評点 4/5
一花のフィギュアと総じて同等のクオリティですが、一部欠点が改善されているポイントも見られます。
次回、8月登場のもう一つのフィギュアをご紹介するので、そちらも是非ご覧ください。