最新フィギュア前から引き続きバンプレストのEsprestoシリーズのレビューです。
今日は、レーシングミク2020をレビューします。
先日のアレはEsprestoという語の意味を問いたくなるほどでしたが、今日はどうでしょうか。(タイトルである程度ネタバレになってしまっていますが)
【全身】
ぱっと見で、造形・塗装などアレとは比較にならないレベルで手が込んでいることが分かります。
【顔・髪】
全体のポップな雰囲気に合わせて、顔もポップ調です。
目と目の間にちょっと凸ついた箇所がありますが、滅茶苦茶目立つわけではなく目を瞑れるレベル感ではあります。
インカムにはグッスマのマークがプリントされています。
塗装は若干荒れ気味ですが、掛かっているであろう手間を考えると致し方なしでしょうか。
髪はグラデーション処理がされており、先端に行くほど青みが強くなります。
【上半身】
手間の掛かった衣装です。
大きく開いた胸元と、白基調でありながらもカラフルな衣装がキュートさにつながっています。
ホイールガンとポータブルバッテリー(?)、それらを繋ぐケーブルもしっかりと造形されています。
振袖の部分にはグッスマのマークが造形で浮き彫りにされています。
面白い表現だなぁと感じました。
【下半身】
下はショートパンツにソックスです。
腿の「壱」のプリントもしっかりと入っています。
バッグのパーティングラインは目立ちますが…
左脚側ソックスにはクリプトンのロゴがプリントされています。
右側はピアプロのロゴです。
【台座】
ラメ入りのクリア台座です。
補助柱は腰のところを支えています。
【総評】 評点4.5/5
やや作りの甘さは感じるものの、全体的に手間・コストの掛かった造形・塗装となっており、努力の感じられる作りでした。
バンプレストのレーシングミク系のフィギュアは既に幾つか所有していますが、どれもクオリティが高く、今回のフィギュアも遜色のない作りだと感じられました。(ミク以外も毎回これくらいの品質で出てくると良いのですが…)
半年前のフィギュアなので入手はしづらいかもしれませんが、見かけられた際は入手していただくのもよいと思いました。