8/26リリース、セガ SPMシリーズ、FGO アビゲイル・ウィリアムズ 夏ver.をレビューします。
先日レビューしたタイトーのAqua float girlsに近しいコンセプトのフィギュアのようですが…はたしてセガはどのようになっているのか見ていこうと思います。
【全身】
タイトーの方は水しぶきを模した台座・浮き輪・フィギュア本体という構成でしたが、こちらは浮き輪とフィギュアのみです。
スケール感はこちらの方が若干大きめでしょうか。
【顔・髪】
穏やかな笑顔でアイプリント、口の塗装ともに良好なレベルにあるように感じます。
髪の質感こそ安っぽさを感じるものの、毛束が非常に細かく、造形的には優れているように感じます。
帽子のリボンの表面のテクスチャなども表現されており、ディティール感のある仕上がりになっています。
後頭部のゲート跡が若干目立つ点だけ惜しいでしょうか。
この手のフィギュアで問題になりやすいクレジット表記は帽子の裏側にあるため、比較的目立ちづらいように配慮されています。
【上半身】
白いツーピースタイプの水着です。
ひらひらとした水着なので内側を覗き込んでみましたが…意外と内部まで肌が造形されていました。
肌や水着の質感はいつものセガですが、造形でカバーされている感はあります。
背中側は浮き輪の上に座らせて写真を撮ってみましたが…どことは言いませんがなかなか良い造形だと思います。
【下半身】
脚の造形も良好です。
細めではありますが、しっかりとした存在感があります。
あとは質感さえ良くなってくれれば、なお良いのですが…
【台座】
赤い熊の浮き輪です。
ぴょこっと出た手足含めてチャーミングな印象ですね。
【総評】評点 4/5
特に造形面が優れていた印象で、タイトーレムと比較するとこちらの方が満足度は高いような感じがします。
先日のジャンヌダルクもそうでしたが、セガのFateフィギュアはプライズらしさはあるものの、作り込まれている感があり、期待を上回ってきますね。