9/16リリース、フリュー ぬーどるストッパーシリーズ、FGO フォーリナー/葛飾北斎をレビューします。
2019年のフィギュアの再販です。
再販前はなかなかの高値で取引されていたようですが、果たして如何程の出来なのでしょうか。
【全身】
ぬーどるストッパーシリーズとは思えないほどのボリューム感のあるフィギュアです。
着物の模様は花札の芒に月、帯は亀甲と唐草の文様、髪や帯の飾りは梅の花、といった感じでしょうか。
【顔・髪】
鋭くも可愛い気のある目つきがよく再現されています。
実はFGOはほぼ知らなかったのですが、キャラクターデザインは黒星紅白先生なんですね。
特徴がよく再現されているので、ひと目見てピンときました。
髪そのものの毛束はやや大きめですが、装飾が細かいのでそれほど気にはなりません。
パーツ数が多いため接着箇所も多いはずですが、接着剤が見えてしまうようなこともありませんでした。
簪が大盤振舞の団子は別パーツとして小箱に入っていました。
【上半身】
先述の通り、花札をモチーフにした着物姿です。
塗装やプリントが非常に細かい点は好感が持てます。
このフィギュアの曲者のウチの一つがこの筆です。
まず手にはめづらいという問題と、筆の軸と軸先がなかなかしっかりと嵌まらないという問題があります。
この帯のタコは…つまりそういうことなのでしょう。
なかなか遊び心があります。
【下半身】
下半身側も塗装にはそれほど大きな問題は見られませんでした。
このフィギュアの大きめな問題点の二つ目が、座りが悪いことです。
私の入手した個体では、右側に重心が偏っているためかどうしても真っ直ぐに座らせることができませんでした。
実際にぬーどるストッパーとして使うには、相当の注意が必要だと思われます。
【台座】
付属しません。
【総評】評点 4.5/5
上で述べた二つの問題点を除けば、かなりよいフィギュアだと思います。
FGOで遊んでいない私にも、十分に良さの分かる出来なので、お一つ入手してみていただくのも良いのではないでしょうか。