明けましておめでとうございます。
今日はグッドスマイルカンパニー、初音ミク GTプロジェクト レーシングミク 2019タイver.をレビューします。
これまで約1年レビューを続けてきましたが、最近のスケールフィギュアがどういったものなのかをレビューを通じて把握することができていないことが課題だと感じていました。
そんなことを思いつつ、Amazonプライムデーを眺めていたところ、昨年6月に発売されたレーシングミク 2019タイver.がディスカウントされていため、レビューしてみようと思った次第です。
【全身】
見ての通り、布面積少なめのレースクイーン姿です。
実はこれ以外にもいくつかスケールフィギュアは買って積んでいる状態なのですが、このフィギュアは箱が桁違いに大きく驚きました。
箱を開けて中身を見てみると、中身も普通のスケールフィギュアと比較すると主に横方向の大きさの規模感が異なり、30cm以上の幅があります。
【顔・髪】
レーシングミク2019のデザイナーはデレマスのキャラデザ等で有名な杏仁豆腐先生のため、そのままガチャのSRとして出てきてもおかしくないくらいの顔のクオリティだなと感じました。
顔をアップにしてみました。
多少口の右側の塗装がガタついているような感じはしますが、ここまで寄らないと分かりません。
前髪の造形はディティールが細かく、塗装のクオリティも高いです。
ただし、見る角度によってはそれなりに違和感のある見た目の顔になります。
これが先述の髪ですね。
非常にボリューム感が大きく、造形・塗装いずれの面から見てもクオリティが高いように感じました。
【上半身】
通常のレーシングミク2019はそれこそアイドルのような衣装でしたが、こちらは大胆に布面積が減った制服風の衣装です。
ミクらしく胸のボリューム感は控えめです。
歴代のレーシングミクではかなりボリューム感の大きい子もいましたが、これくらいの方が個人的には好みですね。
肌は健康的な小麦色で、質感も良好ですね。
比較的肌造形はシンプルめな印象ですね。
このフィギュアの特徴的なサーキットパラソルですね。
記憶があやふやだったので、改めて調べなおしてみましたが、実際に2019年のSuper GTで使用されていたものと同じデザインのようです。
【下半身】
脚もミクらしいスレンダーさ加減ですね。
正直、この脚に惹かれてこのフィギュアを買ったところがあります。
クリプトンのロゴや脚の模様がボディペイントされているところにややフェティシズムを感じますね。
スカートの内側を軽く伺ってみると中々なローライズになっていました。
横から見るとお尻の小ささが良く分かります。
つくづく、ミクに対しての理解度が高い造形だなと思います。
後ろから見たお尻の形も魅力的ですね。
【台座】
クリアな円板です。
こちらもかなり大きめで直径20cmくらいはありそうです。
【総評】
とてもよく出来たフィギュアで、特にミクらしい身体つきと脚が魅力的だと思いましたが、一方で顔の角度限定要素がある点と、所々塗装が微妙な点が気になるでしょうか。
グッドスマイルレーシングはここ数年苦戦が続いていましたが、昨年は夏の鈴鹿で勝利を飾るなど復調の兆しが見られており、今年も結果に期待が持てそうです。
さらに、レーシングミク2023はライザのアトリエのイラストを担当されているトリダモノ先生のデザインというのもあって、そちら側でも期待が持てそうです。
また長期連休のタイミング等に合わせて、比較的新しめのスケールフィギュアもレビューしてみようと思いますので、今年も御贔屓にしていただけると幸いです。
最後に、2022年のグッドスマイル 初音ミク AMGの画像で締めたいと思います。(Rd.4 富士にて撮影)