5/16リリース、バンプレスト SAO シノンのフィギュアをレビューします。
SAOのフィギュアはアスナ、次いでユウキが多く、あとは主人公キリトがちらほらあるくらいのイメージなので、それ以外のキャラクターが出てくるのはちょっと珍しいかも知れません。
バンプレストのSAOフィギュアは当たり外れが大きく、このブログではご紹介していないユウキの水着ver.などは非常に良い出来でしたが、当ブログで3つしか存在しない2点のフィギュアのうちのひとつもバンプレストでした。
果たして今回はどのような出来になっているか、見ていきたいと思います。
【全身】
黒いドレスで右手を前に出したポーズです。
箱のサイズはほぼKyuntiesシリーズと同じで、中身のフィギュアの大きさもほぼ同じくらいのスケール感でしょうか。
【全身】
アイプリントは塗り分けが比較的はっきりとしており、アニメ調のスッキリとした目です。
チーク塗装はなく、口も単色塗装のため、やや簡素な印象を受ける顔です。
髪は単色無塗装で、質感は今ひとつです。
毛先はシャープですが、肉厚の薄い部分は白っぽくなるような見え方になってしまっており、この点もプライズ感を強めている一因です。
後頭部の造形はかなり手がこんでいて立体感はありますが、ちょっとやり過ぎなレベルに片足を突っ込んでしまっているでしょうか。
【上半身】
チャイナドレス風の黒いドレスは大半の部分が無塗装で、光沢感が強めの反射をします。
表面自体の質感はあまり安っぽさはなく、許容できるレベルにはなっています。
布のシワやノビの造形もある程度入っていて、単調さのある見た目にはなっていないように感じられます。
惜しいポイントとしては、お腹部分の紐の塗装が下地の色に負けてしまっていて、コントラストが低めになってしまっています。
肌はテカりは少なめで、質感的にはまぁまぁ良い方です。
多少手首が細めな造形でしょうか。
【下半身】
脚は全体的にスレンダーながらも内腿の肉付きが表現されていて良い造型です。
スカートは全体的にクリア素材で構成されていて、安っぽい感じではあるのですが、下から光を当てると…
ご覧の通り脚が透けて見えるという何ともフェティシズムのある仕様になっています。
上から光を照らす分には軽く透けてるかな、くらいなので、照明の位置を工夫して自分の好きな鑑賞方法を探すのも良いかも知れません。
【台座】
黒い円盤です。
Kyuntiesシリーズよりは一回り大きめでしょうか。
【総評】評点 3.5/5
上半身までは普通のプライズフィギュアですが、下半身に魅力があるフィギュアです。
光の照らし方や見る角度で見え方が変わるので、ディスプレイする際は色々と工夫されてみるのが良さそうです。
