6/30リリース、セガ Luminastaシリーズ、リゼロ ベアトリス 大精霊パックver.をレビューします。
ちょうどほぼ1年前にレム・ラム・エミリアのこのフィギュアがリリースされているので、かなり間が空いてのリリースですね。
月初めにレビュー対象のフィギュアを選ぶ時に、商品画像を一通りチェックするのですが、このフィギュアは表情やポージングが良さそうだったので、個人的には期待していた1作でした。
どのように仕上がっているのか、見ていこうと思います。
【全身】
困り顔でウインクをしたような表情で、獣のような手の形をしたポーズです。
レム・ラム・エミリアは大人びた雰囲気のフィギュアでしたが、ベアトリスは純粋に可愛らしい感じにまとまっている点が良いですね。
高さは19cm程度で、直接比較することはできませんが、他の3人とあまり大きさは変わらないように感じます。
【顔・髪】
しょうがないなぁという感じの表情とポーズが非常にマッチしており、このポーズと表情を決めた人はいい趣味をしているなぁと思いました。
アイプリントは色味がデコマスよりも若干薄く、同様に口の縁取りも若干色が薄めのように感じられます。
顔はやや汚れが多く、黒っぽい汚れや口の塗装が飛んだ後などが見られました。
髪は前髪のみですが、ウェーブのかかった髪の動きはよく、塗装も施されているのでマットな質感に仕上がっています。
後ろからだとフードしか見えませんね。
【上半身】
パックの衣装は、基本的な仕様は前の3人と同じのようです。
グレーの部分が成型色で、白い部分が塗装です。
右脚に重心を預けて腰を反らせたようなポーズが魅力的です。
衣装のシワ自体は深めの場所もありますが、絶対的な量は他の3人よりも少なめかもしれません。
横方向から見ると、腰の部分がかなり絞り込まれていることが分かります。
【下半身】
脚はキャラクターに合わせた程よい肉付き加減の造形で、デフォルメはされてはいますが単調な感じはありません。
パーカーの内側は青いショートパンツです。
ショートパンツはかなりタイトな感じで、お尻の造形ははっきりとしています。
このショートパンツの塗料がなかなか曲者で、至る所に飛んだ後が見られます。
【台座】
白い円盤をベースに、立体的な肉球のマークが象られています。
ここはLuminastaシリーズになってからの変化点ですね。
【総評】評点 4/5
製造上の問題はいくつかありますが、魅力的な表情とポーズはしっかりと再現されていました。
このパック衣装のシリーズの中では、一番よくできていると言えそうです。