8/19リリース、タイトー Desktop Cuteシリーズ、リゼロ レム Cat room wear ver.をレビューします。
新シリーズのDesktop Cuteシリーズです。
ただ実質的には、Corefulシリーズの立ちポーズ以外のフィギュアがこちらのシリーズになったようなイメージでしょうか。
コンセプトもサイズ感も異なるフィギュアが全て同一のCorefulシリーズとして扱われていたのにはユーザーサイドからしても違和感があったので、その辺りを考慮してのシリーズ分岐なのではないかと思います。
【全身】
四つん這いになって、猫のようなポーズをしたフィギュアです。
シリーズは違いますが、コンセプトとしては先日レビューした冴えカノのCat room wear ver.とほぼ同じのようですね。
頭頂部から爪先までの幅はおよそ13cm程度で、立ちポーズならばおよそ17cmぐらいのスケール感になるでしょうか。
【顔・髪】
アイプリントはコントラストが高めで、白目部分の影の色は多少濃いめのグレーで表現されています。
視線の向きからすると、多少深めの角度から顔を見ることになりますが、深めの角度から見ても顔のバランスは崩れることはありませんでした。
髪はタイトーおなじみの毛先がクリアになるタイプのものですが、透けはかなり少なく、わずかに毛先が白んで見える程度になっています。
それ以外の箇所は全体的に塗装されており、質感自体は良好です。
後頭部の髪の毛もかなり毛束を意識した凹凸表現が見られ、造形は良好です。
唯一の欠点としては、左の猫耳がかなり浮いた状態で接着されてしまっている点で、おそらく髪飾りと干渉してしまっているのが原因なのだと思います。
【上半身】
水色のふわふわとしたルームウェアの内に白いインナーを着用しています。
ルームウェアはかなり裾がルーズなので、内側の様子を伺い見ることもできます。
頭頂部方向からは胸元も見え、見どころは十分です。
爪はピンクに塗装されているのですが、そのピンクの塗料が左手首付近に付着しているのが見て取れます。
ふわふわとした衣装は大部分は無塗装で、多少テカりは強めに見えます。
こうして引きの絵で見てみると、下半身のボリューム感が大きいですね。
【下半身】
脚も癖は少なめで、腿もレムにしては多少細めなように見えます。
ただ左もも裏側のパーティングラインは多少目立つでしょうか。
お尻方向から見るとお腹から胸まで見通すこともできます。
クレジット表記は右すねに白い文字でプリントされていました。
【台座】
付属しません。
【総評】評点 4/5
一部組み立ての悪い箇所はありましたが、見どころはしっかりとあり、悪くない フィギュアのように感じました。
こうしてシリーズ化されたということは、今後こういうサイズ感のフィギュアが増えていくことになるんでしょうね。