1/13リリース、タイトー プレシャスシリーズ、リゼロ レム オリジナルフリル水着 Renewal ver.をレビューします。
いつものリニューアル再販ですね。
オリジナルのリリースは2020年5月だったようなので、ちょうどコロナで色々と厳しかった時期のもののようです。
過去のプレシャスシリーズのレビューをいくつか振り返ってみましたが、こうしてみると水着のフィギュアが多すぎるような気もします。
タイトルに水着と入っているもの以外にも、衣装が明らかに水着のものも含めると、今回レビューするもので5作目ということになります。
まだブログの中で紹介できていないものも含めると、まだまだありそうですね。
【全体】
・大きさ・存在感: 4/5
・カラーリング: 4/5
・再現度: -/5
・バランス: 4/5
白いフリルのついた黄色いビキニの上から水色のブラウスを羽織ったフィギュアです。
高さはおよそ22.5cmで、6〜6.5頭身くらいのバランス感で作られているように見えます。
【顔・髪】
・アイプリントの品質: 4/5
・顔の造形: 4/5
・顔の塗装・質感: 4/5
・髪の造形: 3.5/5
・髪の塗装・質感: 4/5
・ビルドクオリティ: 4/5
・見所・魅力: 4/5
プレシャスフィギュアシリーズのリニューアル再販においては、カラーリングのみが変更されるケースが多いですが、このフィギュアではアイプリントのデザインも変更されています。
オリジナルの方では右目を閉じた表情となっていますが、こちらの方では両目とも開いており、さらに左目側も瞼と瞳の間の隙間が広げられるなど、少々変更されているように見受けられます。
顔全体のバランスは今のものと比較しても遜色なく、口の塗装や造形も特に気になるような箇所は見られません。
左眉のプリントが一部欠けているのが唯一惜しいポイントでしょうか。
髪は先端がクリアになるタイプのもので、毛先がわずかに透明に見える程度になっています。
それ以外の部分は全体的に塗装されているため、質感は悪くはないのですが、髪の造形は今のものと比較するとやや大ざっぱな感じで、この辺りからは若干古さを感じますね。
【身体】
・素肌の造形: 4/5
・素肌の塗装・質感: 4/5
・衣装の造形: 4/5
・衣装の塗装・質感: 3.5/5
・ビルドクオリティ: 4/5
・見所・魅力: 4/5
体の方はカラーリングの変更のみのようで、水着の色が水色→黄色に変更、ブラウスとパレオの色が白色→水色に変更されているのが大まかな変化点のようです。
体つきはこの頃のタイトーレムらしい全体的にややふくよかな造形で、ボディラインの凹む部分の表現が全体的に少なめな感じの造形です。
羽織っているブラウスは元々白だったので、肌が透けて見えるような部分が多かったようですが、こちらのフィギュアでは袖口がわずかに透けて見える程度で、それ以外の部分はほぼ肌が透けて見えるようなことはありません。
リニューアル前の宣材画像を見た限りだと、二の腕の部分まで透けるような表現になっていましたが、オリジナル版をレビューされているブログの記事を拝見したところ、この部分は透けていなかったようなので、この辺りは当時からこういう仕様、ということのようです。
脚はプレシャスシリーズとしては膝周りの造形の癖が少なめで、全体的にもボディラインの凹凸が少なめに表現されているように見えます。
オリジナル版だと上半身と下半身で肌の色が違う問題が発生していたようですが、こちらのフィギュアではそのような問題は見られませんでした。
ブラウスの方にはモールドで模様が入っていますが、パレオの方はシンプルな表面になっていました。
元々クリアパーツなので光の反射が強めなのは仕方がないところではあるのですが、表面の質感が気になるのでここにもモールドの模様があった方がよかったような気はします。
全体的に衣装の細かなシワは少なめのフィギュアではありますが、お尻の部分の水着のシワはしっかりと表現されていました。
【台座・付属品】
・台座の品質: 4/5
・付属品の品質: -/5
黄緑色のクリアな円盤に白のプリントです。
【総評】
・総合評価: 4/5
オリジナルのフィギュアから改善されている箇所もありますが、オリジナルのもつ衣装の透明感が損なわれてしまっているのは少し残念なところでしょうか。
レムの水着のフィギュアは数こそ多いものの、明確にこれが一番いいと言える作品が無いのが悩ましいところですね。
