昨日のレムと同じSerenus coutureシリーズからリリースされたまどマギの主人公、鹿目まどかのフィギュアをレビューします。
【全身】
レムと比較するとクリアパーツの使用は控えめです。
【顔・髪】
蒼樹うめ先生の特徴的な顔をよく表現できていると思います。
いきなり惜しいポイントなのですが、首をかしげるというよりも、かなりうつむいたような感じになってしまっており、普通の鑑賞環境では顔の大半が影になってしまうようになっています。(この写真も割と低い位置から光を当てています)
惜しいポイントの次にアカンポイントですが、髪に削れた後があります。
このフィギュアは首が取れるのですが、普通に置いただけでは当たることのない位置ですので、製造過程でついたものだと思われます。
首が取れると言えばですが、もう一つ惜しいポイントとして首が刺さりきらない、というのもあります。
クリアパーツの裏に隠れるのであまり目立たないですが…
【上半身】
うっすらと透けたクリアパーツにラメが含まれています。
レムに比較すると控えめですね。
スカートの形状は綺麗です。
アカンポイントの2つめですが、手の塗装がボロボロになっています。
これまで結構な数のフィギュアを見てきましたが、ここまで酷いのは近頃なかなか見かけません。
【下半身】
ソックスにも細かい模様が造形されています。
靴のヒールの部分がソウルジェムになっています。
ここは面白いこだわりだと思いました。
脚はシンプルな形状です。
作風もありますが、最近のリアルな脚を見ているとちょっと物足りなくなってきます。
【総評】 評点2.5/5
髪の傷・塗装の荒れといったアカンポイント含め、かなり残念な仕上がりでした。
正四角柱型の箱で取りづらいことを考えると、結構な金額を入れないと取れないフィギュアなのですが…
これをOKとして出荷してしまうのはいかがなものかと思いました。