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【3/5】映画「五等分の花嫁」 ちょこのせ プレミアムフィギュア “中野一花” (バンプレスト)

4/27リリース、バンプレスト ちょこのせシリーズ、五等分の花嫁 中野一花をレビューします。
先日お知らせいたしました通り、このシリーズは二乃以降のフィギュアに対してはレビューを実施いたしません。
ある程度の傾向はこのフィギュアで掴めると思いますので、入手等の際にはこちらをご参考になさっていただければと思います。

【全身】


白いドレスで、顔の前に手を持ってきたポーズです。
パッケージ写真では小指の先がちょうど口の高さに来るくらいになっていますが、実物は中指の根本くらいの位置に口が来るようになっています。

【顔・髪】


アイプリントは五等分の花嫁のフィギュアとしては標準的でしょうか。
先述の通り、手が全体的にデコマスよりも上にシフトしているため、口の様子が正面からだと伺いづらいですが…正直言って見えないほうが良いかも知れません。

 


口の造形は横方向に切れ長で、アニメ作品のキャラクターとしてはリアルに作りすぎな印象です。
また、頬周りにボリューム感を感じる造形も、違和感に繋がっているでしょうか。


髪の短い一花は髪を立体的に見せることが難しいので、各社工夫が見られますが、これはもう割り切っているとしか思えない造形です。
特に後頭部は全くと言っていい程立体感がなく、毛先の表現もダルいですね。

【上半身】


白いドレスは無塗装…のようですが、実は所々ピンク色に塗装されています。
基本的に影になる部分に塗装をしているようですが、色自体が明るめなのであまり影を強化するような効果は無いように見えます。


ドレスは腰から上の部分はまだ比較的立体感がありますが、腰から下は衣装のシワも少なめであまり立体感を感じられません。
肌の質感は及第点レベルです。


背中側も塗装されていますが、それほど影の深くなさそうな箇所も塗装されているので、やや違和感ありでしょうか。

【下半身】


脚は多少膝周りに特徴のある造形です。
やや難易度が高そうな脚を組んだポーズですが、ここはそれほど違和感なく仕上げられているでしょうか。


ドレスの丈が短めなので腿の深い位置まで見えるようになっていますが、その奥は特に造形は無さそうに見えます。


クレジット表記は左の靴の裏でした。

【台座】
付属しません。

【総評】評点 3/5
色々とクセが強すぎて人を選ぶフィギュアだと思います。
口元と顎回りの造形と、手の位置が変わっていることによる見た目への影響が許容できるのならば…という印象でしょうか。