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【4.5/5】Re:ゼロから始める異世界生活 ぬーどるストッパーフィギュア ーレム・犬耳ポリスー (フリュー)

7/22リリース、フリュー ぬーどるストッパーシリーズ、リゼロ レム 犬耳ポリスver.をレビューします。
犬のコスチュームや警官のコスチュームならまだ分かりますが、まさかの両取りです。
あまりにもピンポイントな衣装なので、何か元ネタがあるのかと調べてみましたが、特にそういうわけでもないようですね。
ぬーストシリーズのレムラムの衣装は、毎回毎回方向性が違うので傾向性が全く掴めない上に、こういう一捻り加えた衣装を出してくることが多いような気がします。

【全身】


タイトル通りのミニスカポリスに犬耳…に加えてまさかのロングブーツで、コスプレ感満載ですね。
スケール感は普段のぬーストシリーズよりも一回り大きく、立っていれば18cmくらいの大きさにはなるであろうスケール感です。

【顔・髪】


瞳の中のグラデーションやチークの色などは綺麗にプリントされていますが、口の横線は若干色味が濃く、やや眉も太めのような印象を受けます。
いずれも好みの範疇の問題で、私はバランスがよく整っている顔のように感じました。

 


髪は単色塗装ですが、表面はスムーズで滑らかな見た目で、質感は良好です。
髪の造形もよく、流れや立体感も十分ですね。


制帽は頭のサイズに対してやや小さめなので、軽く乗せるぐらいの表現になっています。
制帽と犬耳も大部分は塗装されており、質感や細かな模様の表現も良好ですが、右側の犬耳に黒っぽい汚れが付着していました。

【上半身】


制服は半袖にミニスカートで、淡い水色をベースに所々紺色と白が使われたデザインになっています。
おそらくですが、ネクタイとスカート・ベルト以外は塗装が施されているように見えます。


造形はシワは少なめなものの、ボディラインが比較的はっきりとわかるような形状となっていて、こだわりを感じさせる造形です。
塗装は所々はみ出しは見られますが、大きく破綻するほどのものはないので、許容範囲内と言ったところでしょうか。


手錠を持っているレムの手首の大きさに対して、手錠のサイズがかなり大きめなのでこれも コスプレの小道具…ということになるでしょうか。
また犬耳だけではなく、尻尾までも造形されています。

【下半身】


ミニスカートから伸びた腿は丸みを帯びた曲線によって形作られていて、柔らかさを感じる造形です。
これはこれで見どころの一つだと思うのですが、腿から下のブーツもまた魅力的な曲線によって構成されています。


というより上半身側の衣装のシワの少なさから考えると、このエナメルの折り曲がった感じの造形はミスマッチなほどに作り込まれていると言っても過言ではないと感じます。
以前から時々書いていますが、やはりフリューには脚にこだわりのある方がいらっしゃるようですね。


ブーツはBiCute Bunniesシリーズのバニースーツと同様の質感で、エナメル風の光沢感がよく出ています。
クレジット表記は左脚ヒールの下側で、座りの安定感も良好です。

【台座】
付属しません。

【総評】評点 4.5/5
製作者の欲望に忠実に作ったものを「パンツを下ろしたもの」なんて言い方をしますが、このフィギュアはまさにそういうものだなと感じました。
でもそういうこだわりがあるからこそ、良いものが作れるということなのだと思うので、今後もそういったフィギュアを作り続けて貰えることを期待したいですね。