夏休み特別企画、Pop Up Parade ホロライブ ライバー フィギュアレビュー 4日目の今日は、2022年6月リリースの兎田ぺこらです。
ホロライブのライバーの中ではYoutubeのチャンネル登録者数で一二を争うを人気ライバーさんですね。
ただ意外とフィギュアは少なく、(レビュー時点では)可動フィギュアとSDキャラを除けば、今回レビューするPop Up Paradeと、20万円近い日本人形ver.くらいのようです。
Relax timeシリーズが出ていないのも意外です。
【全身】
デフォルトの衣装で、左手で指差すようなポーズです。
ウサ耳まで含めると、台座からおよそ20cm程度の高さで、このシリーズとしては少々大きめかもしれません。
【顔・髪】
顔はイラストを担当された憂姫はぐれ先生の特徴がよく反映されており、アイプリントも非常に細かくプリントされています。
少し気になる点としては、口の中の塗装が単色なのと、やや顎周りに特徴のある造形なのが今一つでしょうか。
特に後者の問題は、多少角度のあるアングルから顔を見た時に、顔の輪郭がやや不自然な感じに見えてしまいます。
髪は青と白のカラーリングが塗装で表現されており、頭頂部はグラデーションで白く塗装が施されています。
ただ所々塗装は荒く、はみ出している箇所や乗り切れていない箇所などが見られます。
髪の造形は動きや毛の別れ方、毛束のメリハリなども良く、その点では申し分はありません。
【上半身】
特徴的な衣装はほぼ全体的に塗装が施されており質感は良く、細かな装飾も再現されています。
髪と同様、所々塗装が怪しかったり、プリントは若干ずれていたり等はあるため、近くで見ると若干粗が目立つでしょうか。
こうして見るとバニースーツっぽい衣装ではあるのですが、胸のところがやや不思議な形状をしていますね。
胸や肩・脇などの肌の造形は良く、特に胸は様々な角度からその形状を鑑賞することができます。
写真のように背中側から見ると意外ときわどい感じですね。
背中側は多少初期汚れが目立ちました。
【下半身】
脚は膝のところにメリハリのある造形ですが、それほど 骨ばった感じはなく、バランスよく仕上げられているような印象です。
影になる部分にはグラデーションで暗い色が置かれており、立体感が強められているように感じます。
左脚の脛のところに若干傷が見られました。
白い衣装の内側もちゃんと造形されており、バニースーツの形状を伺うことができるようになっています。
上の白い衣装がないと結構肌の露出が多めの衣装なんでしょうね。
【台座】
白い六角形の台座です。
【総評】
顔の造形と、塗装のクオリティが気になるでしょうか。
このフィギュアは価格が4900円に変わった最初のフィギュアなのですが、まだちょっと品質的には安定していなかったのかもしれませんね。